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米軍ヘリ着陸帯工事再開へ 北部訓練場、市民ら反発か

7/1(土) 6:30配信

琉球新報

 政府は1日、沖縄県東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場内のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事を再開する。G地区の進入路を整備する。ノグチゲラの営巣期間が6月末で終了したことによる再開。工期は9月末までの約3カ月間を予定する。ヘリパッド建設を巡っては、市民らによる根強い反対運動が続いている。工事再開により、再び市民らの反発が強まりそうだ。

 日米両政府は昨年12月22日、北部訓練場過半の返還条件となるヘリパッドが「完成」したとして、訓練場の約53%に当たる4010ヘクタールを日本側に返還した。しかし返還時点で工事が終了していたのは、円形状の着陸帯部分のみ。G地区の着陸帯に続く「進入路」の工事は残っている。歩行訓練道は2月に完成していた。

 30日、北部訓練場のN1ゲート前に約5カ月ぶりに県警機動隊の車両2台が駐車されていたほか、県道70号沿いには反対派の車両駐車を防止するためとみられるカラーコーンが配置された。

 沖縄防衛局が昨年7月、赤土等流出防止条例に基づき県に提出した「事業行為通知書」では、G地区の工事終了予定は17年2月末となっていたが、3月30日に防衛局は県に「氏名等変更通知書」を提出し、予定を9月30日に変更した。

 北部訓練場では先月14日、大雨などの影響でH地区周辺から赤土が流出する事案が発生。県は防衛局に、災害時の措置報告書の提出を求め、防衛局は28日に提出した。

琉球新報社

最終更新:7/1(土) 6:30
琉球新報