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ドイツ、常連不在でもコンフェデ杯で“目標はクリア” 最後のオーディションへ

7/1(土) 17:42配信

ISM

 ロシアで開催されている2017年コンフェデレーションズカップで、決勝に進出しているドイツ。今回のメンバーの顔触れから躍進を期待する声はあまり上がらなかったが、ファイナルまで到達し、指揮官と選手は手応えを感じている。

 ケガや休養もあって、今回招集されたメンバーは若手が中心。2014年W杯優勝メンバーからは3選手しか招集されず、守護神マヌエル・ノイアーを始め、マッツ・フンメルス、メスート・エジル、トニ・クロース、トーマス・ミュラーなど常連は帯同していない。

 “メンバーを落として臨んだ”と称され、周囲の期待度もあまり高くなかったドイツだが、攻撃陣では22歳のレオン・ゴレツカ、21歳のティモ・ヴェルナーがブレイクし、準決勝のメキシコ戦は4対1で快勝。チームにとって今大会初のクリーンシート(無失点試合)は達成できなかったが、それも若いチームにとっては「FKの際の集中力を高める」といういい教訓になった。

 現在24歳と、今回のチームのなかでは“ベテラン”と目されるDFアントニオ・リューディガーは「僕らはプレーで成熟度を見せたと思う。今回のチームがこの大会でここまで進めると、誰もが思っていたわけじゃないだろう。でも僕はこのチームのクオリティを信じている」と、充実感を示す。

 ヨアヒム・レーヴ監督も「チームは多くを学んでいるね。この経験が助けになるだろうし、今だけではなく、今後も代表チームに残るメンバーは出てくる」とコメント。今大会をきっかけに代表に定着し、2018年W杯をともに目指す選手も4人ほど出てくるだろうと述べた。

 チームマネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏はメキシコ戦後、「我々にとって(結果は)それほど重要ではない。重要なのはある状況下で選手たちがどうリアクションし、どうプレーするかを見ることだ」と、あくまでも今大会は育成の舞台として考えているとコメント。「選手たちの成長が見られるよ。彼らはどんなシステムでもプレーできるし、クレバーに適応している」とメンバーを称えた。

 今大会の目標を「準決勝進出」においていたドイツは、すでにそれをクリアしている。“コンフェデレーションズカップで優勝したチームは、翌年のW杯で優勝できない”というジンクスが気になるところだが、代表定着へのオーディションという意味合いもある今大会だけに、選手たちは最後もいい形で締めくくりたいと思っているだろう。

 2017年コンフェデレーションズカップ決勝は現地時間2日に開催され、ドイツはチリと顔を合わせる。両者はグループリーグで一度顔を合わせており、試合は1対1の引き分けに終わっている。(STATS-AP)

最終更新:7/1(土) 18:06
ISM