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<巨人>貧打で究極のテコ入れ案「9番小林」

7/1(土) 14:15配信

東スポWeb

 巨人が30日のDeNA戦(宇都宮)に1―3で敗れ2連敗。エースの菅野智之(27)は7回一死まで1安打、10奪三振と好投しながら、ロペスに痛恨の2ランを浴び、7回3失点で4敗目(7勝)を喫した。菅野が許した安打はソロと2ランの2本だけ。打っては自ら2安打を放つなど気を吐いたが、野手陣が見殺しにした格好だ。情けないG打線には、究極のオーダー変更の声も上がる始末だ。

 菅野にとっては悔んでも悔みきれない「2球」となってしまった。4回に梶谷に浴びた先制ソロと、1―1の7回にロペスに許した勝ち越し2ラン。それ以外はほぼ完璧に抑えていたのだから、なおさらだ。

 この日の菅野は直球のキレも抜群で、初回は桑原、梶谷、筒香を3者連続三振と最高の滑り出し。5回二死からは5者連続三振を奪うなど、7回10奪三振。打っては2安打するなど投打に奮闘したが、勝ちには結びつかなかった。

 試合後「ロペスが上だったということじゃないですか。ひと振りで決められたので」と悔しさを押し殺した菅野について、由伸監督は「悪いとは思わないんですが、結果的に長打は(防いでほしかった)というところ。それ以外はよかった」と責めることはしなかった。それよりも菅野以外は3安打、1得点にとどまった元気のない打線を問題視。「打てていないので何とかしなくちゃいけない」と野手陣にハッパをかけた。

 機能しない打線の中にあって、特に目立つのは打率1割7分6厘と“自動アウト状態”となっている8番・小林だ。2安打で打率を2割9分6厘に上げた9番・菅野の前で3タコ。ネット裏からは「8番・菅野のほうがいいんじゃないか」との声まで上がる始末だ。

 本紙評論家の得津高宏氏は「小林の打撃については由伸監督にも『捕手なんだし、もうちょっと配球を読んで打てないものなのか?』と聞いたことがありますが『ボクもそう思うんですけどね…』と頭を抱えていました。打撃コーチの江藤には『もっとファーストストライクから積極的に打たせたらどうだ?』とも言ったんですが『得津さん、我々もそうは言っているんですが、できないんですよ…』とぼやいていました。巨人首脳陣も小林の打撃については“ちょっとお手上げ”という感じでしたね。これだけ打てないとDeNAのような『8番・菅野』『9番・小林』もありかなとは思います」と同調した。

 試合後、尾花投手コーチは「前半戦は菅野に1試合でも多く?」との質問に「もちろん」と明言。今季初となる中5日での起用となれば、6日の広島戦(マツダ)、前半戦最終戦となる12日のヤクルト戦(東京ドーム)の2試合に先発することが可能になるが…。

 エースがいくらいい投球をしても、打線の援護がなければどうしようもない。

最終更新:7/1(土) 14:15
東スポWeb