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<阪神>泥沼8連敗 池口法主が金本監督に授けた“お言葉”

7/1(土) 14:15配信

東スポWeb

 2位の阪神が30日のヤクルト戦(甲子園)に3―4で敗れ、今季ワーストを更新する泥沼の8連敗。首位・広島とのゲーム差は最大の7・5と広がり、下を見れば3位のDeNAに2差と迫られた。打線のテコ入れもむなしく苦しい現状が続く金本知憲監督(49)だが、この日スタンドでは鉄人の恩師で“炎の護摩行”で知られる鹿児島・最福寺の池口恵観法主(80)が極秘観戦。窮地を救うべく、緊急の猛ゲキを飛ばした――。

 金本監督はこの日、貧打解消のため今季初めて鳥谷を「1番・三塁」で起用する打線のテコ入れを断行。5回に不振に悩む4番・福留のバットから47イニングぶりの適時打が飛び出したが、結局は11残塁を喫するなど拙攻続きで1点差負け。チームは5年ぶりの8連敗、指揮官にとっても自身ワースト連敗を更新する屈辱となり「点が取れない? いつものことでしょ。今はそういう時期ですね」と力なく話した。

 そんな悩める金本監督とチームに活を入れるため、今年初めて甲子園を極秘観戦したのが恩師である池口法主だ。いてもたってもいられなくなったのだろう。「今は苦境が続いていますが、勝負はまだこれから。金本監督には『熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)』という言葉を贈ります」とV字回復に向けた“お言葉”を授けた。

「熱烈峻厳」とはひたすら前に突き進み、妥協を許さない厳しさを持つという意味。池口法主は「金本監督は自分には厳しいが、選手には優し過ぎるところがある。自分がやってきたような、きついことはやらせたくないと思っている。でも、勝負ではそれがアダになる。選手を伸ばすためにはしびれるくらいの厳しさを持たないといけない。若い血潮を燃え立たせてやれ!」と“鬼監督”になることを厳命したのだ。

 もちろん、指揮官もその気ではいる。新助っ人ジェイソン・ロジャース(29=パイレーツ3A)の獲得が内定したこの日、「(若手に)チャンスは死ぬほど与えてきた。原口や中谷、北條も2割7、8分、10本塁打ぐらい打ってくれたら外国人を獲ることもなかった。ここから先は自分で結果を出して這い上がっていくしかない」と断言し、早速、北條を今季初めて二軍降格させた。

 今季最大の危機に陥っている金本監督。恩師が強く求める「鬼監督」になれるのか、今こそ手腕が試される。

最終更新:7/1(土) 14:15
東スポWeb