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投打ともに気負い過ぎた西武ナイン 急死した森コーチに白星捧げられず

7/1(土) 14:15配信

東スポWeb

多臓器不全のため28日に急逝した、西武・森慎二投手コーチ(享年42)の追悼セレモニーが、30日の西武―オリックス戦(メットライフ)の試合前に行われた。

 球団旗に代わり弔旗が掲げられた球場内に森さんの映像が流され、ユニホームに喪章をつけた西武ナインとオリックスナイン、観客が黙とう。三塁側ベンチと森さんが常駐していたブルペンには「89 S・MORI」のユニホームが飾られた。ドーム直結の獅子ビル3階には森さんの写真が飾られた献花台が置かれ大勢のファンが列を作り花を供えて手を合わせた。

 午後5時過ぎには後藤オーナーが同所を訪れ「一番悔しいのは森コーチだと思う。無念さを思うと痛恨の極み」と悼むと「2月の春季キャンプで“投手をしっかり育てていく″と言っていた。優勝を目指して一丸となって戦ってもらうことが彼の遺志だと思う」と思い出を語った。

 だが…。その後の試合は先発の菊池がマレーロに2打席連続弾を浴びるなど7回129球11安打3失点と打ち込まれ、打線もそれぞれ力が入ったのか、オリックス先発のルーキー山岡の前に2度の併殺を喫するなど凡打の山を築き、0―3で敗れて森さんに白星をささげることができなかった。

 試合後、辻監督は「やんなきゃって思い過ぎている。打てない時は打てない。こういう時期もある」と肩を落とした。

 森さんの通夜は3日、午後6時から、葬儀・告別式は4日、午前10時30分から、いずれも東京都西東京市田無町3―8―12 総持寺大日堂斎場で執り行われる。喪主は夫人の恵加(あやか)さん。

最終更新:7/1(土) 14:15
東スポWeb