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<スキー複合>渡部暁人の人生哲学

7/1(土) 16:45配信

東スポWeb

 ノルディックスキー複合の合宿が30日、長野・白馬村で公開された。世界選手権個人ラージヒルで銀メダルを獲得したエースの渡部暁斗(29=北野建設)は5月末からジャンプを飛び始め調子はよくないが、独特の哲学で受け止めている。

「右肩上がりの人生なんてあり得ない。プラスもあればマイナスもある。今の時期はよくないっていうのが、逆にボクはいいなと思っていて。このままモヤモヤしたいと思う」。モヤモヤはシーズンが始まる11月までに晴れればいいという。

 極論すれば「金メダルを取らないほうがその後の人生が幸せかもしれない」との考えもよぎるなか、平昌五輪のチャンスは逃さない。「今は金メダル争いをして、可能性があれば金メダルを取れるぐらいのレベル。そういうところじゃなく、圧倒的に金メダルを取りたい」と宣言した。

 この日はジャンプ練習の後、スタンドアップパドル・サーフィンで気分転換。「新しい刺激を入れることで新しい感覚が芽生える」と笑みを浮かべた。「プラスもあってマイナスもあって、死ぬ時にゼロになると思えば…」。もはや達観の感すら漂わせるが、平昌で人生最良の日を迎えるつもりだ。

最終更新:7/1(土) 16:45
東スポWeb