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【巨人】菅野、不運!2安打10Kなのに…地方球場で3年ぶり黒星

7/1(土) 6:05配信

スポーツ報知

◆巨人1―3DeNA(30日・宇都宮)

 エースが2発に泣いた。巨人は接戦をものにできず2連敗。DeNAとのカード初戦を落とした。菅野は7回2安打で今季最多タイの10奪三振と力投したが、4回は梶谷に先制ソロ、同点の7回にはロペスに勝ち越し2ランを被弾。2安打がともにアーチとなり3失点。自身今季初の連敗で4敗目を喫した。打線は4回に陽岱鋼が同点二塁打をマークしたものの、後が続かず。早ければ1日にも、自力優勝の可能性が消滅する苦境に立たされた。

 一振りで試合を決められた。快投を続けてきた菅野は、細心の注意を払って投じたスライダーを4番・ロペスに捉えられた。1―1の7回1死一塁、2ボールから左翼席への決勝2ランを被弾。やや高かったとはいえ、コースは外角いっぱいだった。直前の3番・筒香に四球を与え、初めてセットポジションとなったこの場面。小林がマウンドに駆け寄って間を空け、2人で話した直後だった。

 菅野「一発だけを警戒する中で一発を打たれてしまった。コースはそんなに悪くなかったと思う。ロペスが上だったと思います」

 小林「読まれて打たれたなと。智之はあれだけいい投球をしてくれた。配球で僕の責任かなと思います」

 菅野は初回、3者連続三振。4回1死、梶谷への内角カットボールを右越えへ運ばれ、先制ソロを浴び「ファウルを打たせようと思った。ベース上ではギリギリの球でしたが、梶谷さんは離れて立っている分、内甘(内角の甘い球)になってしまった」と悔やんだ。だがそれ以外は7回1死、筒香の四球まで完璧。走者を背負う場面すらなかった。5者連続を含む10K。許した2安打がともに本塁打で7回3失点。2球に泣いた。

 巨人が相手打線に2安打以下しか打たれず敗退するのは、15年9月15日の広島戦(マツダ)以来。この時も先発は菅野だった。

 宇都宮は15年に広島・前田(現ドジャース)と投げ合い、8回10奪三振無失点で「1―0勝利」を挙げた場所。2年ぶりに訪れ「年に1度しかない試合。いつも地方で投げる時は、待ったかいがあったと思われるような試合をしたいと思っている」と話していた。全国のG党への思いを力に変え、12球団の本拠地以外では試合前まで通算9登板で7勝1敗。地方球場では3年ぶりの黒星となった。

 由伸監督は菅野について「悪いとは思わないけど、何とか長打は、というところ。それ以外は良かった」と振り返った。エースはバットでも2打数2安打で今季の打率が2割9分6厘に上昇。「何とか戦う姿勢を見せようと思った」と5安打に終わった打線の中で勝利への執念を見せたが、得点はわずか1点。8回1失点で0―1で敗れた6月23日の中日戦(東京D)に続き、味方の援護がなかった。

 首位・広島とは14ゲーム差となり、1日にも自力優勝の可能性が消滅する。この日から3、4番を入れ替え、3年ぶりに筒香を3番に入れた3位・DeNAとの差も4・5に開いた。前半戦残り11試合。エースで勝てなかったのは痛いが、借金9からの巻き返しへ、目の前の試合を勝っていくしかない。(片岡 優帆)

最終更新:7/1(土) 7:57
スポーツ報知

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