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【楽天】安楽、ほえた5回3失点!今季1勝

7/1(土) 6:05配信

スポーツ報知

◆楽天4―3ソフトバンク(30日・Koboパーク宮城)

 楽天は30日、ソフトバンクとの首位攻防3連戦の初戦を制した。先発した安楽智大投手(20)は、毎回走者を背負いながらも5回8安打3失点の粘投。今季は開幕直前に右太ももを痛めて出遅れたが、ようやく今季初勝利を挙げた。チームは金曜日の連敗を8でストップ。4連勝で、貯金を今季最多の「23」とし、ソフトバンクとのゲーム差を1・5に広げた。

 バットが空を切ると、安楽はグラブを叩き、大きくほえた。1点差に迫られた5回、2死一塁。松田を外角スライダーで空振り三振に仕留めた。「絶対に負けられない初戦。気持ちを込めて投げました」。5回8安打3失点。今季初勝利に、安どの笑みがこぼれた。

 苦しいピッチングだった。ボールが先行し、毎回走者を許した。5回には柳田に中越え2ランを被弾し、1点差。前回、5回2死で降板していただけに「また何も成長しないで代わるのかと思った」と追い込まれたが、長谷川、松田を連続三振に斬り、5回を投げ切った。

 強力な先発陣にヒントをもらった。「岸さんには、ブルペンで最後の10球ぐらい力を入れたら、試合でも腕が振れると。則本さんには下半身の使い方を教わりました」。前回登板から中6日の間に4度ブルペン入り。アドバイスを体に染みこませ、マウンドで表現した。

 連敗が続いていた金曜日は、4月14日以来の白星。固定できていない3連戦の初戦に、強力な1枚がようやく加わった。梨田監督の「球数を減らさないといけないし、最低でも6回は投げてもらわないと」という厳しい指摘も期待の裏返しだ。「ここから流れに乗っていけたら」と話す若き右腕が、首位のチームにさらなる安定感をもたらしていく。(山口 泰史)

最終更新:7/1(土) 7:50
スポーツ報知