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天海祐希、大地真央、涼風真世…「声優」でも大活躍する“元男役・タカラジェンヌ”たち

7/1(土) 7:10配信

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気高く凛とした美しい低音で、観客をメロメロにさせる宝塚歌劇の男役スターたち。その声は、ときにたくましく威厳に満ち、ときに絹のような滑らかさを帯び、聴く者の心を捉えて離しません。

【画像】スケキヨみたい…こんな天海祐希はみたことない!

宝塚歌劇団を卒業した男役トップスターたちの多くは、テレビや舞台の世界で多彩に活躍していますが、なかにはその中性的な声を活かし、声優業にチャレンジして成功をおさめている元ジェンヌも存在します。

よく知っているあのアニメキャラクターの声を担当していたのが、かつて男役スターとして宝塚劇場の舞台に立っていた有名女優だった、なんてこともあるでしょう。魅力的な声で老若男女のハートを鷲掴みにする、4名の元タカラジェンヌたちの活躍ぶりを紹介します。

洋画の吹替えからミュージカル映画まで━━大地真央

宝塚歌劇団に入団してまもない頃から、新進男役スターとして注目を集めていた大地真央。在団中に大々的なタレント活動を行う団員がめったに存在しない宝塚歌劇団において、異例中の異例となる大抜擢を受け、入団1年目の1973年には、毎日放送制作のラジオ番組「MBSヤングタウン」で、司会の桂三枝(現 六代目桂文枝)のアシスタントを務めました。10代の頃から既に、大物落語家の隣で声の仕事をこなしていたとは、さすがです。

退団後は、気品を漂わせるまろやかな声や、一つ一つの音を丁寧に発する独特の発声などを活かし、映画『ナルニア国物語』シリーズの全編を通して、キーパーソンである「白い魔女」の吹替えを担当しました。

最近では、出演人の豪華さで話題となったミュージカル映画『SING/シング』(2016年)において、宮野真守演じるエディの祖母ナナ・ヌードルマン役を貫禄たっぷりに演じています。

この声なくして「るろ剣」の歴史は語れず━━涼風真世

涼風真世の声の出演といえば、フジテレビ系列の人気アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」(1996年-1998年)での緋村剣心役を思い出す方が多いのではないでしょうか。涼風は、勇敢な剣客のイメージにぴったりの凛々しく力強い声で、テレビアニメ版のみならず、劇場版、OVA版、ゲーム版に登場する剣心の声を一貫して担当し、コアな宝塚ファンのみならず、多くの若い男女の支持を集めました。

宝塚歌劇団に在団していた頃は、フェアリータイプの愛らしい容姿からは容易に想像できないようなたくましく低い声で、唯一無二の男役像を築いた涼風。歴代の男役スターの中でもトップクラスに入る歌唱力の持ち主で、「歌の妖精」と呼ばれました。

近年では、チャンネル5.5で配信されたパロディアニメ 「ベルサイユのばら」(2014年)で男装の麗人オスカルの声をつとめ、20数年前に宝塚劇場で同役を熱演した頃と変わらぬ声の演技で視聴者の心を捉えました。

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最終更新:7/1(土) 7:10
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