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土用の丑へナマズかば焼き拡大

7/1(土) 19:56配信

みなと新聞

 土用の丑(うし)を控え、ナマズかば焼きの販売が拡大している。ウナギは国産が昨年よりやや安いとはいえ依然高値。輸入の活鰻、かば焼きは搬入減で価格は前年から横ばい。国産ウナギかば焼きの1割安から3分の1という値段が需要に火を付けるのか。

近大発ナマズ 日生協も扱い開始

 日本生活協同組合連合会(日生協、本田英一会長)は6月30日から、近畿大(大阪府東大阪市)が開発したウナギ味のナマズ「近大発なまず」を一部会員生協に順次供給を始めた。同大は2015年から近大発なまずの安定生産・産業化に着手。16年にはイオンが取り扱いを始め、現在も外食チェーンが採用を検討するなど販路が徐々に広がっている

 近大発なまずは完全養殖が可能な日本産ニホンナマズを原料に使用。日生協は水産資源保護の観点から、近大発なまずの商品開発を検討した。日生協はブランドウナギの生産地・鹿児島県大隅地域で育った近大ブランドの完全養殖ニホンナマズを現地でフィレー加工後、生の状態からかば焼きに調理。4回のたれ付けを行いながら、しっかり焼き上げる。加工後、産地で凍結。ワンフローズンのため「ふっくらとした食感が楽しめる」(日生協)。

 取り扱い予定生協と期間は、コープみらい(さいたま市)の12店で6月30日~7月23日、ユーコープ(横浜市中区)の47店で7月23~25日、コープこうべ(神戸市東灘区)の65店で7月23~26日、ララコープ(長崎県長与町)の8店で7月1~25日、生協くまもと(熊本県水俣市)の2店で7月1~25日。

イオンはベトナム産も

 土用の丑の定番食材に変化が起こるかもしれない。本州・四国でイオン・イオンスタイルを運営するイオンリテール(千葉市、岡崎双一社長)は6月30日から土用の丑の日に向け、ウナギだけでなく、ウナギ味のナマズ、パンガシウス、さらに豚のかば焼き販売を本格化した。同社は「土用の丑の日をかば焼きの日として、さまざまな食材でかば焼きの食文化を楽しんでほしい」とした。価格の高いウナギに代わるさまざまな関連商品をそろえ、他社との差別化を図る。

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最終更新:7/3(月) 10:05
みなと新聞