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畠野さん、バードカービング寄贈

7/1(土) 11:41配信

南海日日新聞

 「バードカービング」と呼ばれる野鳥彫刻の作家・畠野尚利さん(71)=鹿児島県霧島市隼人町=は5月、奄美大島の宇検村教育委員会に作品を寄贈した。村教委は6月29日までに村内の5小中学校全校に配布。田検(たけん)小学校(平島勝彦校長、児童50人)では「ルリカケス」の作品が展示されており、「本物そっくり」「かわいい」と児童の間で人気者になっている。
 バードカービングは一つの木片から鳥を形づくって色をつける。畠野さんは独学で技術を磨き、創作歴は30年。自他ともに認める奄美ファンでルリカケスやリュウキュウアカショウビン、オオトラツグミなど奄美の野鳥を題材にした作品を多数制作している。「鳥たちの里帰りに一役買えたら」と奄美大島への寄贈を思い立ち、今年村制100周年を迎えた宇検村に寄贈した。
 同校にプレゼントされたルリカケスの作品は正面玄関に陳列されている。平島校長は「古里の自然の価値や魅力を子どもたちに再発見させてくれるだけでなく、好きなことに一生懸命取り組む大切さも教えてくれる」と畠野さんの厚意に感謝した。
 屋宮優月さん(3年)は「羽や爪など細かいところまでしっかり作られていてまるで本物みたい」と驚く。「作品は皆で大切にします。これからもいろいろな作品を作ってください」と畠野さんへメッセージを送った。

南海日日新聞社

最終更新:7/1(土) 11:41
南海日日新聞