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4K入門機の最適解!ソニー初のUHD BDプレーヤーUBP-X800・1

7/1(土) 12:02配信

Stereo Sound ONLINE

 Stereo Sound ONLINEで随時掲載している新製品レビュー。今回はソニー初のUHD Blu-rayプレーヤー「UBP-X800」編だ。ここでは[その1]をお届けする。

4K入門機の最適解!ソニー初のUHD BDプレーヤーUBP-X800レビュー



 今回のステレオサウンドオンライン新製品レビューは、ソニーから6月24日に発売されたばかりの4K Ultra HD Blu-ray Disc(以下UHD BD)プレーヤー「UBP-X800」を取り上げる。同社が満を持して世に送り出しただけあり、機能の充実ぶりには目を見張るものがある。もちろん、画質も音質も価格以上のクォリティを備えていた。では、その全容を紹介していこう。

 UHD BDプレーヤーは、2016年6月にパナソニックDMP-UB900と同UB90を、それに続く形で2017年1月にオッポデジタルが「UDP-203」をリリース。対応コンテンツも徐々に増えており、オーディオビジュアルファンにとってUHD BDプレーヤー導入への機運は高まりつつあった。

 そんな中、今年5月にソニーが本機UBP-X800を発表。ソニーが初のUHD BDプレーヤーにハイエンド機ではなく、市場想定価格4万5000円前後という普及価格帯のモデルを投入するということで、話題騒然となったのは読者なら周知のとおり。

 大注目のアイテムといえるUBP-X800だけあり、どんな製品なのか気になっている方も少なくないはずだ。タイミングよく発売前後に借用できる機会を得られたので、本機の魅力を可能な限り紹介したい。


■HDMI出力は2系統で映像と音を分けて出せる

 まずは、UBP-X800の機能を紹介しよう。価格から多くの方がまず気になるのは、HDMI端子の数だろう。当然、映像/音声と音声のみの2系統を備える。HDMIの音声出力は、UHD BDや音楽CDの再生はもちろん、対応機器と接続すればSACDをDSDのまま出力も可能だ(非対応の機器へはLPCM出力となる)。他に装備する端子は、同軸デジタル出力とLAN端子。アナログ出力がないのは、本機を購入するユーザーを想定し、割り切ったためだろう。

 時代を反映するかのようなネットワーク機能の充実ぶりも本機の特長だ。ネットワークは有線LANと無線(IEEE802.11a/b/g/n)に対応。無線LANは高速で安定した伝送を可能にするMIMOをサポートし、対応の無線LANルーターと組み合わせることで、動画再生が安定する。

 ネット動画はYouTube、Netflix、Amazonビデオ等を視聴可能だ(レビューしたテスト機は、Netflixは4K HDRコンテンツを再生できたが、Amazonビデオは未対応)。音楽ストリーミング配信サービスでは昨今話題のSpotify Connectもサポートする。

 他にも、同社製BDレコーダーに保存した映像をLAN経由で再生する「ソニールームリンク」、本機を経由してスマホの画面をTVに出力する「ミラキャスト」、ハイレゾ相当の音声を伝送できるソニーの独自コーデックであるLDACに対応したBluetoothなども備える。

取材・文:木村雅人

(その2:音楽・映像プレーヤーとしての機能をチェック!につづく)

<SPECIFICATIONS>
ソニー UBP-X800
オープン価格(想定市場価格4万5000円前後)
●再生可能メディア:Ultra HD Blu-ray/BD/DVD(Video/Audio)/SACD/CD/USBメモリー/HDDほか
●再生可能フォーマット:映像・MPEG1/MPEG2/MPEG4/MPEG4-AVC/WMV/AVCHD/Matroska Videoほか、音声・MP3/WMA/AAC/LPCM/FLAC/WAV/AIFF/ALAC/DSDほか
●対応サンプリング周波数/量子化ビット数:PCM・~192kHz/24bit、DSD・~11.2MHz
●接続端子:HDMI2系統(映像音声/音声のみ)、デジタル音声出力1系統(同軸)、USB1系統(タイプA)、LAN
●寸法/質量:W430×H50×D265mm/3.8kg

Stereo Sound ONLINE / 木村雅人

最終更新:7/3(月) 16:42
Stereo Sound ONLINE