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F1の伝説的王者”サー”ジャッキー・スチュワート「ベッテルの体当たりは”無責任”」と非難

7/1(土) 13:58配信

motorsport.com 日本版

 先日行われたF1アゼルバイジャンGPで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはメルセデスのルイス・ハミルトンのマシンに横から体当たり。審査委員会はこれを”危険なドライビング”と判断し、ベッテルに10秒のストップ&ゴーペナルティを科した。さらにこの件に関し、次戦オーストリアGPまでに再調査するとしている。

【写真】ベッテルと親しく挨拶を交わすジャッキー・スチュワート

 3度にわたってF1王者に輝いているジャッキー・スチュワートは、ベッテルが自らの精神をコントロールできず、ハミルトンの”ブレーキテスト”に対して報復したことは「大きな間違い」であると断言。しかしこのベッテルの行動は、FIAが”無罪である”と判断したハミルトンの行動によって誘発されたと考えている。

「私の考えでは、ベッテルが完全に間違っていたということに、疑いの余地はない。ルイスと衝突するのは、あまりにも無責任だ」

 スチュワートはそうmotorsport.tvに対して語った。

「その時、怒りの感情があったとしても、またはそれ以外の何かがあったとしても、正しい行動ではなかった」

「しかしながら、重要だと思えるもうひとつの側面がある。それ(ベッテルの体当たり)が起こった理由は、ルイスがスロットルペダルから完全に足を離したか、後方を走るドライバーが予期していなかったにもかかわらず、ブレーキを踏んだということだ」

「したがってベッテルは、あれほど鋭い反応ができるドライバーであるにも関わらず、意図せずルイスに追突することになってしまった。彼とその他のドライバーは、すでにペースカーが消えていたため、ストレートで加速する準備ができていたんだ」

「それは間違いなく、ベッテルの心を挑発することになった。彼は自分の心をコントロールできていなかった」

「とはいえ、そういうことがあったとしても、私の考えでは、ベッテルのハミルトンとの接触は間違っていた。大きな間違いだったと思う」

Charles Bradley