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空母、ミサイル巡洋艦、F-22、F/A-18、F-16......シリアに展開している戦力をチェック

7/1(土) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ホワイトハウスは6月26日夜(現地時間)、シリアのアサド政権が化学兵器による新たな攻撃を準備している可能性があると発表した。

【画像】原子力空母ジョン・C・ステニスの上空を飛行するF/A-18ホーネット

「これまで述べてきたように、我々は『イスラム国(IS)』を排除するためにシリアに留まっている。しかし、アサド政権がまた化学兵器による大量殺りくを行えば、アサド氏とその軍は重い代償を支払うことになる」

地中海にいるジョージ・H・W・ブッシュを中心とする空母打撃群、カタール、ヨルダン、トルコに駐留している空軍や地上部隊など、アメリカはシリア攻撃に向けてさまざまな選択肢を持つ。存在感を増すロシアや高度なミサイル防衛システムとは関係なく。

アメリカが現状、この地域に展開している戦力を見てみよう。

アメリカ海軍ニミッツ級原子力空母ジョージ・H・W・ブッシュ。

輸送、戦闘、爆撃、情報収集、早期警戒、対潜水艦などあらゆる艦載機を搭載している。

F/A-18E スーパーホーネット。写真の機は、地上攻撃用の兵器を多数搭載している。だが、敵機が米軍やアメリカが支援している勢力を攻撃してきた時に備え、空対空ミサイルも搭載している。先日、シリアのSU-22を撃墜した。

2分程度の間隔で発艦可能。すでに「イスラム国」に向けて、4000回を超える飛行を行っている。

アメリカ海軍の空母は単独で行動しない。高速戦闘支援艦サプライから補給を受けているところ。

ミサイル巡洋艦ヒュー・シティなどが、護衛にあたる。

ミサイル巡洋艦は数十発の巡航ミサイルを搭載。4月、シリア政府軍が化学兵器を使用し、民間人が犠牲になったと分かった後、アメリカは巡行ミサイルでシリアを攻撃した。

シリア軍の一部はロシアのミサイル防衛システムによって守られている。だが、アメリカ海軍の攻撃力をもってすれば致命的な打撃を与えられる。

周囲を見張るミサイル駆逐艦トラクスタンの射手。

空軍に話を移そう。アメリカ空軍は、トルコのインジルリク(Incirlik)空軍基地にF-16やA-10などを配備。

カタールのアル・ウデイド(Al Udeid)空軍基地には、核兵器を搭載可能な爆撃機も。

さらに、陸軍部隊も駐留している。高機動ロケット砲や榴弾砲で敵に大きなダメージを与える。

戦闘機部隊はヨルダンにも。

ステルス戦闘機も展開。F-22ラプターは、厳重に警戒された空域に侵入し、シリアやロシアの戦闘機と戦うことができる。

さらに数十カ国が「イスラム国」を壊滅させるために集結している。

[原文:The US may be on the verge of striking Syria - here's a look at its firepower in the region]

(翻訳:本田直子)