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ホークス東浜“鬼門”仙台5戦全敗 言い訳せず「力不足。失投のせい」 工藤監督の信頼は不変

7/1(土) 10:00配信

西日本スポーツ

 ◆楽天4-3ソフトバンク(30日・Koboパーク宮城)

 言い訳はしない。敗戦に直結した2本の放物線。自分に求められたものを分かっているからこそ、3敗目を喫した東浜は己を責めた。「失投を逃さずに打たれた。力不足。その失投のせいで負けた」。敵地のロッカーから現れた右腕はチームの黒星を一人背負った。

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 1本目は初回1死一、二塁。相手はウィーラーだった。フルカウントからの9球目。内角を狙ったシンカーがやや甘く入った。振り抜かれた白球は左翼席中段まで達した。「逃げたくなかった。勝負にいったことは後悔していない。でも、その球を(内角に)投げきれなかった」。微妙な制球ミスで手痛い傷を負った。

 2本目は3回1死だった。ペゲーロへの内角カットボールを右翼席へたたき込まれた。3回までに4失点。今季初対戦となった楽天の一発攻勢にさらされ、序盤から追いかける展開を野手陣に強いてしまった。

 ホークス同様に救援陣がしっかりしている楽天相手にビハインドの戦いは、やはりきつい。ただ、東浜は気持ちを奮い立たせた。「一発を怖がっていては、投手はできない」。3回2死からウィーラーに内野安打を打たれて以降、打者11人連続で打ち取った。カード初戦のマウンドを任された東浜の意地でもあった。

 終わってみれば7回途中4失点。Koboパーク宮城はルーキーだった2013年4月18日でのプロ初黒星以降、これで5戦全敗となった。前回6月23日の西武戦(ヤフオクドーム)では今季チーム初、自身4年ぶりの完封勝利を挙げたが、鬼門の地・仙台で勢いを封じ込められた格好だ。

 「ピッチャーだって打たれようと思って打たれているわけではない。今まで頑張ってきているし、こういうゲームもある」。工藤監督は変わらぬ信頼を東浜に寄せた。「やり返したい」。雪辱の思いを胸に宿らせ、帰りのバスに乗り込んだ。

西日本スポーツ

最終更新:7/1(土) 10:00
西日本スポーツ