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公用車で保育園に送迎するのは「問題なし」。そもそも保育園は”私用”なのか?

7/1(土) 17:35配信

BuzzFeed Japan

自民党の衆議院議員で総務大臣政務官をつとめる金子恵美氏(39)が、保育園の送迎に公用車を使用していたのは「公私混同だ」と週刊新潮に報じられた。だがそもそも、仕事をするために子どもを預けることは完全に「私用」といえるだろうか。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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金子議員は週刊新潮が発売された6月29日朝、自身のブログで「運用ルール上は問題ない」と説明。総務省も「問題はない」という見解を示したが、金子議員は今後、公用車に子どもを乗せない意向だという。

金子議員はブログで、「私的な目的のために、つまり保育所の送り迎えを前提に、公用車を呼び出し使用したというような事実は一切ない」としている。

だが、多くの親は仕事をするために保育園に子どもを預けている。子どもを預けないと仕事ができないからだ。これは完全に「私的」な目的だといえるのだろうか。

経緯を振り返る

金子議員は1歳の子どもを、議員会館の中にある保育園に5月から預けている。議員事務所や総務省での公務の行き帰りに、公用車に子どもを乗せて保育園に預けたり、保育園から議員宿舎に帰ったりしていた。

また、足の悪い母親に新潟から育児を手伝いにきてもらった際、一緒に公用車に乗って東京駅に降ろしたこともあった。

これについて、週刊新潮は「公私混同」と「特権利用」を強調。

”一般のママは、保育園に子どもを通わせるため、梅雨空の下をママチャリで頑張っているのだ”

その後、金子議員のブログや報道によって、総務省も「問題ない」との見解であることがわかった。公務と保育園が同じ場所で、移動経路も大きくはそれていないからだ。

フジテレビ「とくダネ!」では、コメンテーターとして出演した社会学者の古市憲寿さんと国際政治研究者の三浦瑠麗さんが「足の引っ張り合いはよくない」「これがダメなら母親が政治家になるのは無理」などとコメント。

Twitterなどでも、「自分は自転車で送迎しているが、許せないとは思わない」「日本はまだ子どもを育てるのが難しい環境」「ますます女性の国会議員が増えない」といった意見が広がっている。

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最終更新:7/1(土) 18:08
BuzzFeed Japan