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FFGと十八銀行統合 さらに半年延期か 公取委審査クリアめど立たず

7/1(土) 9:11配信

長崎新聞

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)が目標としている10月の経営統合が困難な情勢であることを巡り、統合は再延期される見通しとなったことが30日、分かった。独占禁止法に基づく公正取引委員会の審査をクリアするめどが立っていないためで、統合時期は少なくとも半年ほど延期される可能性が高い。

 公取委は統合で県内貸出金シェアが約7割まで高まる見込みのため寡占化を警戒。審査ではシェア調整に向け貸出債権の一部を他行へ譲渡する手法が検討されているものの、公取委が求める規模と銀行側が可能とする規模の開きは大きい。

 銀行側は今のところ「10月統合を目指す」という姿勢を維持している。しかし今後、取引先の協力を得た上で譲渡額を上積みするかどうかの検討や、譲渡先の金融機関を決める作業も必要だが「具体的には進んでいない」(関係者)のが現状という。

 審査をクリアしても、株式交換比率を盛り込んだ最終契約の締結や臨時株主総会の開催が必要。10月統合の可否判断は「7月中がデッドライン」としている。

 FFGと十八銀は昨年2月、統合に基本合意。十八銀は今年4月にFFGの完全子会社となり、来年4月にFFG傘下の親和銀行(佐世保市)と合併予定だったが、今年1月、それぞれ半年延期を決めていた。

長崎新聞社

最終更新:7/1(土) 9:32
長崎新聞