ここから本文です

解説、リアルタイムで 横浜能楽堂がタブレット導入 

7/1(土) 16:37配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜能楽堂(横浜市西区)は、初心者や外国人でも能楽を楽しめるよう、手元のタブレット端末を使って解説などをリアルタイムで配信するサービスを、2日に開催する公演で試験実施する。同様のサービスは県内の能楽施設では初めて。「能の理解を助けるツール」(横浜能楽堂)として、新たなファン層拡大へつなげる。

 同サービス「NOH-Tab(能タブ)」は、能・狂言の専門書店の檜書店(東京都千代田区)がコンテンツを、NTTコムウェア(同港区)がソフトウエアを担当して共同開発した能楽鑑賞多言語字幕システム。能楽の独特な表現や詞章、基本知識を、イラスト付きで分かりやすく配信する。舞台関係者がオペレーターとなり、舞台と連動して能タブの字幕をスクロールする。

 同日の公演では日本語と英語での配信だが、これまで同サービスを実施した他の施設では、中国語、韓国語でも実施した実績がある。また、現在対応できる演目は45曲だが、2020年の東京五輪を見据え、「2018年いっぱいまでに150曲」(檜書店)をカバーする考えだ。将来的には個人所有のタブレット端末やスマートフォンでも利用できるようにする。

 横浜能楽堂では、50台限定で事前予約した人に無料貸し出しする。能タブを利用できる公演は今後、名古屋や東京で予定している。