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加賀藩の両面外交示す 秀頼・秀忠の礼状展示 新湊博物館で「贈りもの」展開幕

7/1(土) 0:36配信

北日本新聞

 贈り物をテーマにした企画展「贈りもの-プレゼントいまむかし-」が30日、射水市鏡宮の市新湊博物館で始まった。江戸時代初期の加賀藩の外交政策を示す貴重な礼状や、地元の寺社仏閣に贈られた掛け軸など多彩な品が並んでいる。9月10日まで。北日本新聞社共催。



 「贈り物」をテーマに射水の歴史や伝統文化を紹介するとともに、市内で発見された古文書などを紹介。江戸時代を中心とした50点が並ぶ。



 豊臣秀吉の正室ねね(高台院)と三男・秀頼、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠が加賀藩に宛てた礼状からは、同藩の豊臣、徳川両家に対する両面外交がうかがえる。同藩2代藩主・前田利長、3代藩主・利常が親族に宛てた礼状も紹介するなど、当時の有力者の生活を明らかにする品がそろう。



 ほかにも室町時代に射水市新湊地域にあった放生津城を居城とした越中守護代、神保長(なが)誠(のぶ)の肖像や、放生津八幡宮に伝わる徳川将軍家の家紋があしらわれた戸張(カーテン)も展示。昔話「舌切りすずめ」や「かぐや姫(竹取物語)」にちなんだ品も並ぶなど、子どもたちも楽しめる内容になっている。



 問い合わせは新湊博物館、電話0766(83)0800。

北日本新聞社

最終更新:7/1(土) 0:36
北日本新聞