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WRCポーランド:悪天候の2日目でヌービルが首位浮上。トヨタは6.6秒差で優勝争い

7/1(土) 8:13配信

オートスポーツweb

 WRC世界ラリー選手権は6月30日、第8戦ポーランドのSS2~10が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)がトップに浮上した。トヨタ勢はヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合3番手につけている。

【写真】不運が相次いだシトロエンC3 WRC勢

 ラリー・ポーランドの舞台となるミコワイキ周辺は、競技2日目も悪天候に見舞われ、ウエットコンディションのなか争われた。

 SSの一部路面は雨水が溜まり、滑りやすい泥状になるなか、午前中の走行ではラトバラが快走。SS3でステージ優勝すると同時に2.1秒差で総合首位に浮上する。その後、ラトバラはワイパーが壊れるアクシデントもあったが、午前中最後のSS5終了時点で4.5秒のリードを築くことに成功した。

 迎えた午後のセッションは降り続いていた雨は止んだものの、路面コンディションは悪化。ドライバーからは「恐ろしい」、「運転し続けるのは不可能」との声が出るほどの状況になる。

 そんななか、ラトバラは変化したコンディションにマシンのセットアップがマッチせずペースダウン。SS8でオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)にポジションを奪われてしまった。

 続くSS9では総合3番手だったヌービルがステージを制してポジションアップ。総合首位に躍り出ると、そのまま逃げ切り競技2日目をトップで終えた。

 ただし、総合2番手のタナクはヌービルと1.3秒差、総合3番手のラトバラもトップとは6.6秒差と接戦。総合4番手のセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)はヌービルと35.1秒のギャップがある。

 最上位クラスを戦う4チームのうち、シトロエンには不運が相次いだ。スポット参戦するアンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)はSS5走行中、コーナーでライン取りがワイドになり木に衝突。左リヤサスペンションにダメージを負い90秒のタイムロスがあり、総合12番手で走行を終えた。

 チームメイトのクレイグ・ブリーンは序盤にドライブシャフトを痛め、マシンが三輪駆動状態に。思うようにペースが上げられず総合26番手までポジションを落としている。残るステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)は総合9番手だ。

 トヨタ勢はタイムペナルティから初日に総合34番手と出遅れたユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が総合8番手まで順位を挽回。エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)はSS4で右フロントサスペンションを破損。走行を続けることができず、今シーズン初めての大会リタイアとなった。

 7月1日の競技3日目はSS11~19の9SSで争われる。

[オートスポーツweb ]