ここから本文です

新庄地震学スタート 中学生が地域学習

7/1(土) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市の新庄中学校3年生が取り組む地域学習「新庄地震学」が本年度も始まった。6月30日は、田辺海上保安部の地域防災対策官、藤原徹治さん(44)から、津波の恐ろしさや避難の大切さについて聞いた。

 藤原さんは「津波は海底で大きな地震が発生し、海面が変動して大きな波になったものだ」と説明。学校にいるときや自宅にいるときなど、さまざまな場面を想定し、避難場所を考えておくこと、家族で津波から避難した後の集合場所を決めておくことが必要と話した。

 東日本大震災の被災地で海上保安官が活動する様子、撮影した被災地の映像や画像も紹介した。

 藤原さんは「地域の人が防災に対してどのように考えているかを知り、地域防災対策官として、減災に対してどのような対策ができるかを考えたい」と語った。

 新庄地震学は故郷の未来を考え、過去の教訓から防災について学ぶためにしている。総合的な学習の時間にしており、本年度で17年目。生徒が8班に分かれ、防災袋や災害時に役立つアート作品を作るなど、さまざまな面から防災に関する活動をする。11月にその成果を発表する。

最終更新:7/1(土) 17:01
紀伊民報