ここから本文です

アカゲラ、住宅街で子育て ひなの世話に大忙し

7/1(土) 16:18配信

苫小牧民報

 千歳市寿の住宅の庭木に営巣したアカゲラが、ひなに給餌している様子が見られた。日中、つがいの成鳥が巣と周囲の雑木林を繰り返し往復し、捕まえてきた虫をくちばし移しでひなに与える。

 関根正昭さん(74)宅の庭に植えてあるサクランボの木には、昨年からキツツキ目キツツキ科のアカゲラが飛来し、幹に穴を開けていた。その後、鳥の姿はいったん見られなくなったが、今年は6月から成鳥のつがいが頻繁に現れ、地面から1・5メートルほどの高さに開いた穴の中で、ひなが営巣していることが分かった。

 ビー、ビーと断続的に鳴くひな。住宅街は雑木林と接しており、「庭に現れるキツネやカラスに襲われないかと、心配しています」(関根さん)。

 巣の横取りを狙う他の鳥もいる。今のところ見守りのかいあって、ひなの食欲は旺盛。「ご飯ちょうだい」―と鳴いているのか、元気な様子だ。

 日中、つがいの親鳥は虫などの狩りと餌運びの往復に忙しい。時折、屋根の上のテレビアンテナに止まって他の鳥や動物、人間や図上を飛ぶ飛行機にさえも警戒を示している様子もうかがえる。関根家隣人の藤本孝さん(75)もそっと”子育て”を見詰める一人。「千歳らしい光景ですな。ほのぼのとしますね」と目を細めた。

苫小牧民報

最終更新:7/1(土) 16:18
苫小牧民報