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NY外為(30日):ドル小反発、指標支えに-2四半期連続の下げ

7/1(土) 5:34配信

Bloomberg

30日のニューヨーク外国為替市場では不安定な取引の末、ドルが小反発した。ただ、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は4-6月期、2四半期連続の低下となった。

ニューヨーク時間午後5時現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%上昇。6月の月間と4-6月の四半期の騰落率はいずれもマイナスとなった。ドルは対円で1ドル=112円39銭と、前日から0.2%上げた。ユーロはドルに対し0.1%安の1ユーロ=1.1426ドル。

月末特有のポートフォリオのリバランスがドルの値動きを荒くした。朝方発表された5月の米個人所得の伸びが市場予想を上回り、米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注目する個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想に近い前年同月比1.4%上昇となったことが、ドルの支援材料になった。

カナダ・ドルは米ドルに対して続伸。一時は0.4%上がり、9カ月ぶり高値となる1米ドル=1.2947カナダ・ドルをつけた。このところカナダ金融当局者の間でタカ派的論調が強まり、市場に織り込まれた7月12日の次回政策会合での利上げ確率が80%を超えたことを受け、投資家はポジション調整を続けている。

ユーロはドルに対し反落。トレーダーらによると、一部ヘッジファンドなどが今週に入り形成したユーロ買い持ちポジションの利益を確定する動きが重しとなり、それまでの上げを消した。ユーロは今週、タカ派的と解釈されたドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言をきっかけに上昇し、英国の欧州連合(EU)離脱が決まった後の最高値に達する場面があった。

原題:Dollar Pares Quarterly Loss in Last-Gasp Rebound; Loonie Gains(抜粋)

相場を更新し、第4段落以降を追加します.

Dennis Pettit, Alexandria Arnold

最終更新:7/1(土) 6:34
Bloomberg