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過去最低は「40.80%」都議選の投票率はどうなる? 投票率の推移まとめ

7/2(日) 7:00配信

THE PAGE

 7月2日は東京都議選の投票日です。投票は午前7時から午後8時まで受け付け(檜原村、奥多摩町と新島村は午後6時まで)、即日開票されます。国政選挙をはじめ、おおよそ選挙と名のつくものの投票率は低下傾向にあります。ここでは都議選の過去の投票率の推移を見てみました。「意外に高い」「いや低い」「こんなものか」。あなたの印象はどうでしょうか。

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●最高と最低

 「70.13%」と「40.80%」。これがこれまでの都議選投票率の最高と最低です。

 最高の70.13%を記録したのが、1959(昭和34)年の選挙。当時は都知事選が同じ日に行なわれており、東龍太郎氏が知事に初当選しました。1955年の「保守合同」以降で初めての都議選でもあり、自民党が73議席で第一党になりました。

 最低の40.80%は1997(平成9)年。国政では93年に発足した非自民連立政権が1年弱で倒れ、96年に新しい選挙制度の下で行われた衆院選の翌年の選挙でした。当時の青島幸男知事が無党派だったことや明確な争点がなかったことなどが要因として指摘されています。

 1947(昭和22)年4月に公布された地方自治法に基づく都議選は、これまでに18回行われています。投票率の推移をみると、50年代まではほとんど60%台以上、60年代までは50%台後半から60%台後半、70年代は60%台、80年代に入り50%台、90年代以降は40%から50%台と、段々と低下しています。

●都議会解散

 表をよく見ると分かるように、任期満了なら4年周期であるはずの都議選は、1度だけ前回選挙から2年後に行われた年があります。

 それが1965(昭和40)年。都議会は、都道府県議会として当時初めて「解散」したのです。原因は、都議会議長選挙に絡む贈収賄事件など「黒い霧事件」と呼ばれる汚職事件で、計17人の都議が逮捕されました。

 都民からは激しい批判を浴びましたが、当時の地方議会には、知事不信任決議に対抗して知事が議会を解散させるか、住民からの直接請求(リコール)しか、解散する規定がありませんでした。そこで国会で地方議会解散に関する特例法が制定され、6月に都議会は自主解散しました。

 この出直し選挙の投票率は58.58%。今の水準からすると高く感じますが、当時としては過去最低でした。選挙では社会党が45議席を得て第一党に。都議選に初めて臨んだ公明党が23人全員当選した一方、自民党は38議席と惨敗しました。

 余談ですが、それまで都議選は「統一地方選挙」の一つとして4月に実施されていましたが、この出直し選挙は7月でした。これ以降、都議選は統一選とは独立した形で6、7月に行われています。

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最終更新:7/6(木) 6:05
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