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源氏あやめ祭開幕 “宮中一の美女”しのぶ―長岡・古奈温泉街

7/2(日) 9:22配信

伊豆新聞

 伊豆の国市古奈出身で“宮中一の美女”とうたわれたあやめ御前をしのぶ「第82回源氏あやめ祭」(市観光協会主催)が1日、始まった。2日まで。初日はあやめ御前広場で供養祭を実施。演芸会や各種催しもあり、長岡と古奈の温泉街が祭りのムードに包まれた。

 あやめ御前役を伊豆市土肥出身の金刺沙央里さん(26)、夫の源頼政役を群馬県高崎市の中嶋佳孝さん(36)が務めた。供養祭では2人をはじめ、参列者があやめ御前像を前に焼香し、静かに手を合わせた。

 あやめ御前役は公募で決定。赤い着物に身を包んだ金刺さんは「大役なので緊張するけど頑張りたい」と供養祭に臨んだ。2日目は4月に市の地域おこし協力隊に委嘱を受けた武本奈々さん(23)が務める。

 頼政役は頼政にゆかりのある高崎市から呼んでいる。本年度から同市の観光課に配属となった中嶋さんは「あやめ祭は初めてだが、立派な役を務められることは身に余る光栄。甲冑(かっちゅう)を着ることもめったにないのでとても良い経験」と喜んだ。

 アクシスかつらぎで開かれた演芸会では、「ご当地ソングの女王」をテーマに水森かおりさんらが出演し、会場を盛り上げた。露店も多数出店し、祭りの雰囲気が温泉街を包んだ。

 2日目も出演者を代え「演歌・歌謡曲の競演」として演芸会を開催。夕方から夜にかけ湯らっくす公園で「お祭り広場」、古奈温泉街で「踊り道中」が開かれるほか、午後8時から花火の打ち上げを予定している。

 【写説】焼香するあやめ御前役の金刺さん(右)、源頼政役の中嶋さん=伊豆の国市長岡のあやめ御前広場

最終更新:7/2(日) 9:22
伊豆新聞