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“ピンクバス”は無料です 手を挙げて乗降自由 今帰仁村道を巡回、7月中旬から

7/2(日) 8:30配信

琉球新報

 【今帰仁】那覇空港や本部町の沖縄美ら海水族館などを結ぶ路線バス「やんばる急行バス」(宮城勇社長)が、今帰仁村内観光地や路線バスが走らない村道ルートなどを走る無料バス(69人乗り低床バス)の運行を7月中旬から開始する。
 同社は2013年から那覇空港~本部町の海洋博公園(沖縄美ら海水族館)~今帰仁村をつなぐ独自のルートを開拓。年々利用者が増加しており、観光客や地元の利用者リピーターの利用が定着している。

 開業当初から古宇利島間の路線開通の要望が多く、村道ルートを新路線として検討していたという。

 無料バスは今帰仁城跡入口バス停から出発し、国道から城跡チケット売り場前を通る。その後、国道から今泊区内を経由し、赤墓、今帰仁の駅そーれ、天底区内を通って橋の駅リカリカワルミ、古宇利島を回る。

 村外の利用者は乗務員から「乗車証明書」を取得し、乗車時に提示。村内の利用者は村民であることを証明できる身分証を提示すると無料で乗車できる。国道を除き、フリー乗降区間では利用者が好きな場所で手を挙げ、乗降できる。同社の17台のバスのうちピンクのバス1台が無料バスとして運用される。

 宮城社長(66)は「乗客の細かなニーズに応え、地元にも恩返ししたかった。住民の多い三つの区内を通る。これからも多岐にわたるサービスを考たい」と話した。

 社員の譜久里長輝さん(36)は「無料運行は事業者では珍しい取り組みだ。観光客はもちろん、村内の子どもから高齢者まで気軽に利用してほしいので低床バスを導入した。ピンクのバスを見かけたら気軽に利用して」と呼び掛けた。

 今帰仁中1年の知念夢翔さんは「路線バスが通らない中学校前から家の前を通るので、ぜひ乗ってみたい」と話した。問い合わせは、やんばる急行バス(電話)0980(56)5760。 (新城孝博通信員)

琉球新報社

最終更新:7/2(日) 9:45
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