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前川氏も通い話題 「出会い系バー」の実態と女子の本音

7/2(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 加計学園を巡る国会論戦で浮上した出会い系バーは、貧困女子が集まるとされる。女性は飲み代も食事代もかからないシステムの店が多い上、中には小遣いを渡す男性客もいて、貧困女子が集まる温床になっているというが、実態はどうなのだろうか。

 日刊ゲンダイのアラサー女性記者は東京・渋谷の出会い系バーで23歳と24歳のOL2人に話を聞いた。

「飲み代がかからないから女友達と一緒に来た。ぶっちゃけ、出会い目的じゃないので男性客はいない方が楽でいい」

「友達と飲みたいけど、お金がもったいないし。こういう店なら気軽に使える。終電を逃したときにも便利ですよ」

 タダ酒とタダ飯を期待しているらしい。確かに遊ぶ余裕はないのかもしれないが、報道されたような貧困女子の姿とはずいぶん違う。最近の若い女性は総じて遊びに使うカネがなく、全体としてこの手の店へのハードルが下がっているようだ。女性のライフスタイルに詳しいライターの尾越まり恵氏が言う。

「今の20代の女子は、生まれたときから不景気が続いているせいで、お金にシビア。さらに雇用の不安もある。『将来を考えると1円もムダにできない』と口にする20代女性は珍しくありません。一方で、自分が成長して生き延びることには貪欲で、人脈を広げようとする意欲は強い。それらをまとめて解決できるのが出会い系バー。人脈づくりの場所と考えている女性もいます」

 尾越氏は都心のバーでバーテンダーとしても働いている。店を訪れる女性客の中には、「出会いはいくらあっても困らない。恋愛につながらなくても人脈は必要」と話す20代女子を何人も目にしたという。

「たとえば、次の待ち合わせまで時間が空いたから、出会い系バーで飲んできたという女子。そういう子は、普通のバーでも上手に男性客からおごってもらっています。決してレアな女性ではありません」

 貧困に絶望するのではなく、強く生きているようだ。