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庵野秀明、宮崎駿の画の系譜を残したい!米林監督なら「パクリと言われない」

7/2(日) 17:44配信

シネマトゥデイ

 庵野秀明(株式会社カラー)、西村義明(株式会社スタジオポノック)、川上量生(株式会社ドワンゴ)らが日本の手描き背景美術文化を守るべく立ち上げた背景美術スタジオ「でほぎゃらりー株主鼎談(ていだん)~いま、アニメーション背景を語る。~」が1日、内幸町のイイノホールで行われ、アニメの背景美術の大切さについて大いに語り合った。

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 『思い出のマーニー』の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後、初めて手がけた長編アニメーション作品『メアリと魔女の花』の公開を記念して行われた本イベント。庵野は同スタジオ設立に賛同した思いについて「手描きはこれから状況的に厳しくなる。デジタルの方が効率がいいし、もうかるから。そういう中で、伝統工芸みたいなものを残したいし、あらがってほしい。それは作画にも言えますが。だからとにかく新人をとってほしいと言いました。新人が少しでも残ってくれれば、小さいながらも継続していけます」と熱く語る。

 西村によると、同スタジオ設立のきっかけのひとつに庵野の存在があったという。『かぐや姫の物語』制作中に、庵野が西村のもとを訪ねてきたことがあったそうで、「その時に庵野さんが会社を作ったらどうかと言ってくれたんです。庵野さんは宮さんの画が大好きなので、画を残したいと。それから子どもが主人公で一生懸命生きていくというアニメを残してほしいと。その時は制作で忙しかったんですが、それが頭に残っていたんですよね」と西村は述懐する。「僕が西村君に言ったのは宮崎さんの画の系譜を残してほしいということ。米林さんがやれば誰もあれパクりだとは言わない。あれジブリでしょと言われても、はいそうですと言えるのは米林さんだけなので」と語り、会場を爆笑の渦に包んだ。

 しかし当の宮崎駿はつい先日、長編制作復活を宣言してしまう。「でほぎゃらりーはジブリの背景美術をやっていた人を中心に作った会社です。ジブリがやってきたことを残そうと思って会社を作ったのに、ジブリは制作を初めちゃいました。なんだったんだと思いますよ。予想してましたけどね」とボヤいてみせた川上。庵野は「思った通りですね」と返答してみせ、会場は大盛り上がりとなった。

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最終更新:7/2(日) 17:44
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