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【横浜M】中沢、新伝説!単独トップの140試合連続フル出場

7/2(日) 6:05配信

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ 第17節 大宮1―2横浜M(1日・NACK5スタジアム)

 横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(39)が大宮戦にフル出場し、フィールド選手では浦和MF阿部勇樹の139試合を抜き単独トップとなる140試合連続フル出場を達成。5連勝となる2―1での勝利に貢献した。

 試合終了の笛を聞き、DF中沢は大きく息を吐きながら胸の前で両拳を握った。フィールドプレーヤーでは、歴代単独トップの140試合連続フル出場。2―0の後半33分に1点を返されたが、最後までボールをはじき続けた。「僕は個人の記録よりマリノスでタイトルが欲しいので」。目標は2004年以来のリーグ優勝。偉業達成だけでなく、まずは13年以来となる5連勝での暫定4位浮上を喜んだ。

 百戦錬磨のポジショニングで相手をシュート7本に封じた。競り合いでも強さを発揮し、3試合連続ゴール中だった大宮FW江坂との空中戦を制した。後半14分には自身のクリアをMFマルティノスの先制点につなげた。2015年の就任後、全試合で先発起用しているエリク・モンバエルツ監督(62)は「日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたのは幸運」と賛辞を惜しまない。

 コンディションは万全ではない。試合はもちろん、練習でも両膝から太ももにかけてテープを巻いて故障を防ぐ。若手に交じって最後までグラウンドに残る姿が当たり前だったが、今季は目立って少ない。首脳陣の指示で一部のメニューから外れる日もある。「あちこち痛いからね」と苦笑いで「そういう意味では不安もある」と漏らす。それでも試合に備えて確実に仕上げてくるのが「鉄人」と呼ばれる理由だ。

 中沢の記録を追う2位の鳥栖DFキム・ミンヒョク(25)は、まだ45試合。中沢とは100試合近くの開きがある。報道陣に「鉄人」でいられる秘けつを問われた中沢は「毎日飯食って、練習して、寝て、監督にゴマをするだけ」とニヤリと笑った。(岡島 智哉)

 ◆140試合連続フル出場 中沢は合計210時間、8・75日間もピッチに立ち続けている。1試合平均で約10キロを走る鉄人は約1400キロを走った計算になる。東京を起点にすると新幹線で鹿児島に、直線距離では朝鮮半島を突き抜け、北朝鮮と中国の国境に位置する丹東に及ぶ。

最終更新:7/2(日) 7:53
スポーツ報知