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【パンクラス】阿部がTKO勝ち、史上最速4戦目で王座奪取

7/3(月) 0:00配信

イーファイト

「PANCRASE288」(7月2日 東京・ディファ有明)

▼メインイベント ウェルター級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分5R
〇阿部大治(25=HMC/パンクラス・ウェルター級2位・挑戦者)
TKO 2R 26秒 ※右フック→レフェリーストップ
●三浦広光(35=SAMURAI SWORD/RINGS/第10代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
※阿部が第11代王座に就く。三浦は初防衛に失敗。

【フォト】フィニッシュとなった阿部の右フック

 三浦が無敗・阿部の挑戦を受けての初防衛戦に臨んだ。

 三浦は柔道で正力杯ベスト8の実績を残し、MMA(総合格闘技)に転向。アメリカのメジャー団体であるWECでタイトルに挑戦するなどの活躍をした。その後はプロボクシングに転向し、9戦無敗のままOPBF東洋太平洋スーパーミドル級王座に挑戦。2012年に引退したが、2015年にMMAへ復帰。2016年10月に復帰4戦目で王座を獲得した。

 挑戦者の阿部は柔道でインターハイ優勝、国際大会でも入賞の実績を持ち、キックボクサーに転向すると2014年にJ-NETWORK初代ライトヘビー級王座に就いた。その後はMMAに転向し、デビューからわずか2年、パンクラス4戦目(MMAでは5戦目)でタイトルマッチまでたどり着いた。

 1R、ローの蹴り合いからスタート。三浦の右フックがヒットし、場内が大きくどよめく。阿部のパンチは手の平で巧みにブロック。三浦がパワーの差を見せつけてこのまま終わるかと思われたが、残り30秒で阿部が右アッパーを炸裂させてダウンを奪う。三浦はタックルでしがみつき、大ピンチをなんとかしのいだ。

 2R、完全にリラックスした感のある阿部がハイキックからのワンツー、さらにローから右フックを繰り出すとこれがモロにヒット。三浦は前のめりに倒れ、安部が追撃しようとしたところでレフェリーがストップ。

 鮮烈なTKO勝ちで阿部が王座を奪取。4戦目での王座戴冠は史上最速記録だ。

 阿部はマイクを持つと、「2年前に足を大怪我して一度死にかけたんですよ。でもみんなが支えてくれて格闘技をやってこれました。僕一人ではここまで来れませんでした。ありがとうございます。僕、8月に赤ちゃんが生まれます。カッコいいパパでいたいと思うので、試合で頑張りたいです。ダメージがないので9月のUFC JAPANに出たいです。よろしくお願いします」と名乗りを上げた。

 これを受けてパンクラスの酒井正和代表は、「パンクラスの方からもプッシュします。UFC次第ですし、枠があるか分かりませんが、交渉に動きます。まだ若いですし、出場出来たら面白いと思いますね」と前向きに取り組みたいと語った。

最終更新:7/3(月) 0:00
イーファイト