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王座陥落のパッキャオ、0―3の判定負けに「何の言い訳もない」再戦に意欲

7/2(日) 15:10配信

スポーツ報知

◆プロボクシング ▽WBO世界ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇ジェフ・ホーン(判定 3―0)マニー・パッキャオ●(2日、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン サンコープスタジアム)

 世界6階級制覇王者でWBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(38)=フィリピン=が、初防衛に失敗した。挑戦者の同級1位ジェフ・ホーン(29)=オーストラリア=に0―3の判定負けを喫した。パッキャオは昨年4月に一時引退したが、同11月の復帰戦で世界王者に返り咲いていた。黒星は15年5月の世界5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)との「世紀の一戦」以来、3戦ぶりとなった。パッキャオの戦績は59勝(38KO)7敗2分け、世界初挑戦で大金星を挙げたホーンは17勝(11KO)1分けとなった。

 真っ青に晴れ渡った空の下で、5万5000人収容の屋外競技場に駆けつけたファンの声援を受け、ホーンは初回から積極的に出て行った。ロープに押し込んでボディの連打、右フックを打ち込むなど攻め込んだ。ホーンは体格差を生かしてパッキャオを押し込み、動いてを絞らせなかった。パッキャオは、2回から徐々にタイミングをつかみ、左をヒットさせる場面もあったが、ホーンも動いて被弾を防いだ。

 6回にはバッティングでパッキャオが右側頭部をカット。続く7回には左側頭部も切った。しかし9回、ホーンが失速。パッキャオは左を中心に仕掛け、ホーンはふらふらになったが仕留めきれなかった。10回以降回復したホーンも反撃し、試合終了のゴングが鳴った。判定は117―111、115―113が2者で、いずれもホーンを支持した。

 ホーンは「みんなが応援してくれたから勝てた。リマッチは歓迎だ。また皆さんの前で勝つ」と語った。一方のパッキャオは「彼は勝つにふさわしかった。何の言い訳もない。この試合から多くを学んだ。次の試合に生かしたい。リマッチ? ええ、やります」と述べた。

最終更新:7/2(日) 15:45
スポーツ報知