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佐々木五段 藤井四段を撃破した作戦とは…「積極的に勝ちに行った」

7/2(日) 22:21配信

デイリースポーツ

 公式戦歴代最多記録となる29連勝を、デビュー以来無敗で達成した藤井聡太四段(14)が2日、東京・将棋会館で行われた、竜王戦決勝トーナメント2回戦で、佐々木勇気五段(22)と対局。佐々木五段に敗れて公式戦初黒星を喫し、連勝は29で止まった。佐々木五段の気迫あふれる指し回しの前に、藤井四段は中盤から劣勢に。得意の終盤でもその差を詰められず、プロとして初の屈辱を味わった。佐々木五段は「積極的に勝ちに行った」と満足げに語った。

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 大一番にかける執念が、若きスターを打ち砕いた。藤井四段に公式戦初黒星を付けた佐々木五段は対局後、「今回は結果が求められる勝負だと思っていた。内容重視にすると勝てない相手だと思っていたので、積極的に勝ちに行きました」と喜びをにじませた。

 16歳でプロ入りし、将来の名人候補との呼び声も高い佐々木五段。昨年5月には、愛知県岡崎市で行われた「将棋まつり」でプロデビュー前の藤井四段に勝利した。だが、プロ入り後に連勝を続ける藤井四段に対し、過去のイメージは捨て去り万全の対策を練った。

 藤井四段が29連勝を達成した6月26日の竜王戦決勝トーナメント・増田康弘四段(19)戦を観戦した際の眼光の鋭さは、大きな話題となった。この日は報道陣に囲まれながら「この環境になれようと、藤井さんの対局は何回か見に行きました。それも今となっては良かったなと思っています」と笑顔で“作戦勝ち”を明かした。

 同世代の棋士が次々と藤井四段に屈する中、「私たちの世代の意地もちょっと見せたいなと思っていましたので、壁になれたのは良かったなと思います」とほほ笑んだ佐々木五段。藤井四段に対しては、「これだけ連勝できるっていうのは、記録を塗り替えたいという意気込みより、もっと上の目標、志があるのかなと思う」とたたえた。