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本田真凜、今季フリーは荒川さん“金”の曲「トゥーランドット」

7/3(月) 6:04配信

スポーツ報知

 フィギュアスケートの17年世界ジュニア銀メダルで、今季からシニアに転向する本田真凜(15)=関大高=が2日、関大アイスアリーナで行われたアイスショーに出演。平昌五輪イヤーの今季プログラムはショートプログラム(SP)で「ジェラシー」と「ラ・クンパルシータ」をミックスしたタンゴ、フリーは「トゥーランドット」に決めたことを明かした。

 真凜が五輪シーズンにタンゴで新境地を切り開く。「タンゴ系を使ってみたいと3年前くらいから思っていて、シニアデビューの年に使おうと。やっと今年使える。元々好きだし得意」。SPは「ジェラシー」と「ラ・クンパルシータ」の2曲をミックスさせ、大人の真凜を披露する。

 15―16年シーズンは「スプリングソナタ」、昨季は「スマイル」。かわいい系からのイメチェンだ。日本代表2枠の狭き門を争い、初の五輪でメダルを目指す今季。表現力に定評がある15歳が、妖艶に平昌へのステップを刻む。振り付け師のジェフリー・バトル氏に一つだけリクエストした。「ステップを一番最後にしてほしい」。これまでは滑りながら「最後のジャンプは大丈夫かな…」と考えてしまい、集中できないことが多かった。「すごいかっこいいステップ。3つのジャンプを決めた後に集中したい」。最大の見せ場になりそうだ。

 フリーは「トゥーランドット」で勝負する。06年トリノ五輪で荒川静香さんがフリーで使用し、金メダルを獲得した曲。「みんなが知っているような有名な曲なので、自分らしく演技したい」。浜田美栄コーチは「オリンピックイヤーなので。ロシア勢に対抗するには東洋人的なものを出した方がいい」と説明。東洋を舞台にしたオペラで挑む。

 この日の「スプリングソナタ」の演技では、連続3回転を含む全ジャンプをノーミスでまとめるなど好調をアピール。「ワクワクしている。試合が早くしたい。シーズン最初から気合を入れて、五輪を目標にやっていきたい」。シニア初戦が待ちきれない様子だった。(高木 恵)

 ◆荒川静香の金メダル 06年トリノ五輪でアジア選手では五輪フィギュア史上初(当時)、同大会日本勢唯一の金メダルを獲得した。SPはショパンの「幻想即興曲」で3位。フリーではイタリア歌劇「トゥーランドット」で125・32点を出し、合計191・34点で逆転。銀盤上で足を前後に開き、つま先を180度開いて真横に滑り背中を大きく反らす「イナバウアー」は同年の流行語大賞にもなった。

最終更新:7/24(月) 16:16
スポーツ報知