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日米スカウトが注目!発展途上で146キロの“九州のダル”

7/3(月) 10:03配信

スポーツ報知

 スラリと伸びた右腕が鋭く振られ、柔らかくしなる。今秋ドラフト候補の田中は、日米スカウトが注目する本格派だ。184センチ、70キロと細身だが、最速146キロの直球に、タイミングを外すチェンジアップがさえる。「高校に行く時には、プロに入るためにやろうと思っていた」。高卒でのプロ入りを目指して練習に取り組んできた。

 プロのスカウトが注目するのは、潜在能力と伸びしろの大きさだ。本格的に投手を始めたのは中学3年から。経験も少ないが、肩の疲労度も少ない。入学時に62キロだった体重は、ようやく70キロに到達したところ。定岡3兄弟の長男で、ダイエー(現ソフトバンク)で2軍監督を務めた定岡智秋監督(64)も「もうちょっと体重が増えれば、140キロ後半を放れるんだけど」と発展途上の肉体を見て苦笑いを浮かべる。

 憧れはレンジャーズのダルビッシュ。著書や動画などで研究を重ね「あんなスライダーを投げられたら楽だろうな」と笑う。指揮官も「ひょろっとしていて、高校時代のダルビッシュみたい。性格もプロ向き」とタイプを重ねる。

 先月18日に行われた東海大相模との練習試合には、日米11球団23人のスカウトが集結した。アストロズ・大慈弥スカウトは「肩幅も広いし、体はもっと大きくなる」。ヤクルト・小川SDは「しっかり腕が振れる。今年の高校生では上位」。大分大会の初戦は14日、三重総合と宇佐産業科学の勝者と別大興産スタジアムでぶつかる。未知なる可能性を秘めた“九州のダルビッシュ”から、目が離せない。(青柳 明)

 ◆田中 瑛斗(たなか・えいと)1999年7月13日、大分・中津市生まれ。17歳。小楠小2年から野球を始める。中津中では軟式野球部で主に遊撃手。柳ケ浦では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。50メートル5秒9の俊足も持ち味で、4番としてもチームを引っ張る。184センチ、70キロ。右投左打。

最終更新:7/27(木) 7:05
スポーツ報知

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