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「府馬のおいで」厳かに 12年に1度の大祭 /千葉・香取

7/2(日) 9:45配信

千葉日報オンライン

 千葉県香取市南部にある府馬区で、12年に1度開催の「愛宕神社御神幸大祭(府馬のおいで)」が1日、行われた。猿田彦を先頭にした100メートルにわたる行列とみこしが、氏子地区内の約11キロを厳かに練り歩いた。

 雨が降りしきる中、行列は正午すぎに愛宕神社(同市府馬)を出発。神社の階段を下ってきた一行を、市民らが拍手で出迎えた。8カ所に設けた御旅所では、笛や太鼓の演奏を奉納し、荘厳な雰囲気の中、神事を執り行った。

 祭りを見るために帰郷した宮原美祢子さん(70)=市原市=は「伝統の祭りで素晴らしい。歴史あるものなので守ってほしい」と話した。

 同大祭の起源は酉(とり)年の1789(寛政元)年にまで逆のぼる。同年、日照りが続いていた同地区で雨乞いをしたところ豊作になったことから、神への感謝を込めて12年ごとに大祭を開くことになった。