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「ミステリーサークル」のホシゾラフグ写真展 奄美海洋展示館

7/2(日) 11:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県奄美大島沖の海底の砂地に幾何学模様の円を描く「アマミホシゾラフグ」の写真展が奄美市名瀬の奄美海洋展示館(大浜海浜公園内)で開かれている。直径約2メートルの「ミステリーサークル」と呼ばれる産卵巣を作る様子など不思議な生態を捉えた作品7点を展示している。
 アマミホシゾラフグは奄美大島周辺に分布する体長12センチほどのフグ。雌の産卵場所として、雄が砂地に複雑な構造の円を作る。水中写真家の大方洋二さんが瀬戸内町の大島海峡で発見し、2014年に新種と報告された。背中の斑点が奄美の星空のように見えることが名前の由来。15年に生物学の研究者が選ぶ「世界の新種トップ10」に選ばれた。
 写真展は大方さんが撮影した古代遺跡のような美しいサークルや、飾り付けに使う貝を運ぶ雄の姿、つがいが並んで産卵する瞬間などアマミホシゾラフグの生態に迫った作品を展示している。
 下関市立しものせき水族館が記録したふ化から稚魚の成育の様子のほか、盆に砂を入れたミステリーサークル作り体験コーナーを設けた。
 同館は「奄美の海洋生物の豊かさや多様性を象徴する魚。奄美の宝の不思議な生態に触れてほしい」と来場を呼び掛けている。
 展示期間は未定。開館時間は午前9時半~午後6時。入館料は大人500円、小中学生300円、幼児100円。問い合わせは電話0997(55)6000奄美海洋展示館。

南海日日新聞

最終更新:7/2(日) 11:00
南海日日新聞