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鹿屋高野球部「ジャスティス!」夏1勝 OB池崎のギャグ「イエェェーエイ!」円陣で緊張ほぐす、効果絶大

7/2(日) 7:50配信

西日本スポーツ

 イエェェ~エイ! 空前絶後の開幕星だ~。鹿児島大会が1日、九州のトップを切って鹿児島市の県立鴨池野球場などで開幕した。開会式直後の開幕戦では鹿屋が薩南工を5-1で破り、2年ぶりの初戦突破を果たした。昨秋、今春の鹿児島大会は初戦敗退だったが、同校OBで、大ブレーク中のお笑い芸人サンシャイン池崎に負けない超絶怒濤(どとう)の元気プレーで昨夏ベスト8の相手を打ち破った。加世田、市来農芸、志学館も2回戦進出を決めた。

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 テレビで大活躍する先輩に元気をもらい、2年ぶりの初戦突破につなげた。5-1で勝利を決めると、県内73チームのどこよりも早く校歌を響かせた。昨秋、現チームがスタートして地区大会で1勝しかしておらず、県大会は初勝利。「うれしすぎて、伴奏よりも早口で歌ってしまいました」。2安打2打点と活躍した塩浦主将は喜びを抑えられない。

 開幕戦を前に緊張をほぐした「魔法の言葉」はやはり、これだ。試合前に円陣を組んだ選手たちは「イエェェーエイ!」と声をそろえ、続いて「ジャスティス!」。同校OBのサンシャイン池崎のギャグでテンションを上げて試合に入った。「この大会でやってみようということになった」と塩浦主将が明かした必笑法、いや必勝法だった。

 効果は絶大。先輩のギャグのように最後までハイテンションで駆け抜けた。先発の本白水は「緊張して2、3日前からおなかを壊していた」と万全ではない中、6回をピシャリと無失点に抑え、2年生エースの上鶴につないだ。上鶴は最終回に失策絡みで1点を失い、その後も走者を三塁まで進めたが最少失点に抑えた。攻撃も3回に2点、7回に3点と集中打で効果的に得点した。

 昨秋も今春も失策から崩れて敗れ、この夏まで守備を強化してきた。ナインは伸び伸びムードで力を出し切り「開幕戦で一番に終わりたくないと構えていたけど、選手は元気でしたね」と松元監督も「サンシャイン効果」を感じずにはいられない。

 「サンシャイン池崎さんに負けないぐらい注目されたい。今日の試合で少しは注目されたかな」という塩浦主将の言葉が全員の気持ち。鹿児島大会で準優勝した2006年を超える空前絶後の快進撃で、目指すのは初の甲子園だ。

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