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前戦優勝のロッシ、今回一転苦戦。ヤマハのマシンの一貫性のなさは、今年最大の「驚き」

7/2(日) 17:21配信

motorsport.com 日本版

 ヤマハ勢は、ドイツGPの予選で全く振るわなかった。バレンティーノ・ロッシは9位、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは11位にそれぞれ終わったのだ。

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 予選終了後にロッシは、前戦オランダGPではウエットコンディションでもうまくいっていたにもかかわらず、今回一転苦戦していることに対して、困惑していると語った。

「今年これまでに何度も起きたように、ここザクセンリンクでも、他のコースとはバイクの感覚、特にタイヤの感触が大きく異なっている」

 そうロッシは語る。

「これは、今年の大きな驚きだ」

「基本的にはここ数年は一定だったし、こういった感覚は対処するのが難しい」

 オランダGPでは、テック3・ヤマハのヨハン・ザルコが、ウエットコンディションで自身初のポールポジションを獲得した。ロッシはヤマハの新型シャシーを走らせて予選5位となり、決勝ではウエットとドライが混在するコンディションを戦い抜き、今季初優勝を果たした。

 テック3のもうひとりのライダーであるジョナス・フォルガーは、今回のザクセンリンクの予選で5位となったものの、ザルコは19位に沈んでいる。

 ロッシは次のように付け加えた。

「今日我々は、ドライコンディションで非常に多くのことを改善したが、そんなに良くはない。とはいえ、僕らのペースはトップからそれほど遠くないはずだ」

「しかし残念なことに、ウエットコンディションではより苦しんでいる。それは、ヤマハ全体が苦労しているように見える。フォルガーを除いてね。彼はそれほど悪くない。しかしそれでも、我々はドゥカティやホンダに比べて少し遅い」

 ヤマハが苦しんだ原因はミシュランタイヤにあるのかと尋ねられたロッシは、それについてコメントは避けた。しかし、その原因はバイクにはないと語った。

「ザルコのことを見てみるといい。彼は先週、昨年仕様のバイクでポールポジションにいたが、同じ条件で1週間後、彼は19位にいるんだ」

「それはバイクのせいじゃない。僕の新しいシャシーでもほとんど同じだったから。僕は雨のアッセンで強かったのに、ここでは苦しんでいる」

「理解するのが非常に難しい。昨年と比較して、バイクとセッティングの感触が、信じられないほど違うんだ」

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