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小林可夢偉、鈴鹿1000km“初テスト“完了「GT500マシンは甘くない」

7/2(日) 19:00配信

motorsport.com 日本版

 8月末に行われる2017年スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmへのスポット参戦に向け、鈴鹿サーキットで行われた公式合同テストに参加した#19 WedsSport ADVAN LC500の小林可夢偉。テスト2日目にはロングランテストに取り組むなど、8月の本番に向けて準備を進めた。

【写真】小林可夢偉が鈴鹿1000kmでドライブする#19 WedsSport ADVAN LC500

 2日目午前までは基本的にタイヤテストなどがあらかじめチームで組まれているテストメニューをこなしていくことがメインで、それらはレギュラーメンバーである関口雄飛、国本雄資が担当。ドライコンディションでは1日目午後のGT500専有走行の10分間に6周するだけに留まり、なかなかまとまった走行時間が得られない状態だった。

 小林によると、この程度の周回数ではドライブしたうちに入らないという。

「GT500マシンのファーストインプレッションを話せるほど、乗れていないからなんとも言えないです」

 そういうコメントしか小林からは返ってこなかったが、最終セッションでは、決勝を見据えたロングランテストを担当。最初は1分54秒台での走行が続いていたが、周回を重ねていくごとに平均ペースが徐々に上がっていき、セッション終盤に行なった10周のロングランでは1分52秒台の周回も数周織り交ぜた。

 この日の自己ベストは1分51秒679でトータル53周を記録。まだ乗り慣れていないマシンにもかかわらず、安定したペースを披露していた。

「(最初と比べると)ちょっとマシになったけど、まだ分からないですね……」

 そう語る小林。GT500マシンを乗りこなすには、まだまだ走行距離が足りないようだ。

「ジェンソンが帰ってきた意味が分かりますよ。そんなにGT500のクルマって(短時間で自分のものにできるほど)甘くはないですからね」

「(トラフィックも)問題に感じることはなかったですし、自分がメインでレースをするわけではないので、他と遜色がない速度で走れればいいと思っていました。その辺は問題ないかなと思います」

 これで8月の鈴鹿1000kmまでLC500に乗る機会がないという可夢偉。本番に向けては「迷惑をかけないように頑張ります」と控えめだった。

吉田知弘