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ザクセンリンク決勝レポート:ポイントリーダーのミルが今季5勝目。鈴木竜生は9位/Moto3

7/2(日) 19:10配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第9戦ドイツGPのMoto3クラス決勝、終始先頭集団でレースを引っ張ったジョアン・ミル(Leopard Racing)が今季5勝目を挙げ、チャンピオンシップでのリードを広げた。

【リザルト】MotoGP第9戦ドイツGP:Moto3クラス決勝結果

 週末を通して天候がかなり不安定なザクセンリンクだったが、この日は雨雲も見当たらずすっきりとした晴れ模様。気温16度、路面温度27度というコンディションで27周の決勝がスタートした。

 ホールショットを決めたのは、2番グリッドのミル。ポールポジションのアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)は4番手までポジションを落とした。

 しかし、2周目にトップに躍り出たのはロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)。カネットが6番手までポジションを落とし、12番グリッドからポジションを上げた鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)がその背後についた。

 先頭集団はフェナティ、ミル、マルコス・ラミレス(Platinum Bay Real Estate)の3台に。鈴木とカネットは第3集団に含まれた。

 トップ3がバトルを繰り返したことで第2集団が追いつき、先頭集団が5台に増えた。6番手以下の順位争いはさらに激しく、先頭集団との差が4秒以上に広がった。

 残り18周、ペースが良いミルが再びトップになり、先頭集団が縦長になっていった。第2集団のカネットは14番手まで後退。鈴木は一時10番手まで下がったが、そこで踏みとどまり、7~8番手付近をキープした、

 苦しい展開となっていたポールシッター、ランキング2位のカネットは残り11周のターン12で転倒。リタイアとなってしまった。

 先頭争いを繰り広げるミル、フェナティ、ラミレスのトップ3のペースが良く1秒ほど抜け出す形となった。自身初の表彰台を目指していた4番手のトニー・アルボリーノ(SIC58 Squadra Corse)は、残り8周のターン2でハイサイドを起こし、転倒を喫してしまった。

 ファイナルラップをトップで入ったのはフェナティ。コース前半でわずかにギャップを作るが、それを守りきることができず、ターン12でミルにインサイドに飛び込まれた。

 ミルはそのままトップでチェッカー。今季5勝目を上げたポイントリーダーは、後続とのギャップを37ポイントまで広げた。フェナティはラミレスにも攻撃を受けたが、これを防ぎ2位。ラミレスは嬉しい初表彰台となった。

 鈴木は最終的に9位で、今季3度目のシングルフィニッシュ。佐々木歩夢(SIC Racing Team)は17位、鳥羽海渡(Honda Team Asia)は21位となりポイント獲得を逃している。

松本和己