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WRCポーランド最終日:ヌービル今季3勝目。トヨタのラトバラは5ポイント獲得して年間3位浮上

7/2(日) 20:58配信

motorsport.com 日本版

 WRC第7戦ラリー・ポーランド最終日が行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが優勝を飾った。

WRC第8戦ポーランド最終日リザルト(随時更新)

 ポーランド最終日も2日目のような不安的な天候となり、最終ステージ途中では降雨に見舞われるなどしたため、多くのドライバーが慎重な走行を行なった。

 これまでの3日間で順調に走行を重ね、総合2番手で最終日を迎えていたMスポーツのオット・タナクは、オープニングステージであるSS20でトップタイムを記録した。それまで総合首位だったヒュンダイのティエリー・ヌービルを1.8秒上回り、この段階でトップに躍り出た。

 しかし次のステージであるSS21のバンクでクラッシュ。完走をしたもののヌービルから大きく離されてしまった。その結果、タナクは総合3番手に沈み、ヌービルが総合首位を奪い返した。総合2番手はヌービルから約1分離されているヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)だった。

 またタナクのフィエスタは、フロント側を大きく損傷。中間サービスを受けることができないため、タナクは勝利を目前にしてリタイアすることとなった。リタイア後のインタビューでハードプッシュしすぎたのかと訊かれたタナクは、「勝つときもあれば負けるときもある」と語り、悔しさをにじませた。

 SS22ではヌービルがトップタイムを記録。最終ステージSS23でも安定した走りを見せ、ヌービルは今季3度目の優勝を果たした。そしてパッドンが2位表彰台を獲得したため、ヒュンダイが1-2フィニッシュを決めた。

 3位以下はセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、ダニ・ソルド(ヒュンダイ)、ステファン・ルフェーブル(シトロエン)、ティーム・スニネン(Mスポーツ)、マッズ・オストベルグ(アダプタ・モータースポーツ)、エルフィン・エバンス(Mスポーツ)、アンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、ユホ・ハンニネン(トヨタ)という順になった。

 なお、パワーステージであるSS23は、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラがトップタイムを記録。これによりラトバラは5ポイントを獲得したため、年間ランキングでタナクを抜いて3番手に浮上した。首位は依然としてオジェ(160ポイント)だが、2番手のヌービルがその11ポイント差まで詰め寄ってきている状況だ。

 次戦WRC第9戦ラリー・フィンランドは、7月27-30日に行われる。