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ジャック誕生100年 横浜市開港記念会館

7/2(日) 6:33配信

カナロコ by 神奈川新聞

 「ジャック」の愛称で知られる横浜市開港記念会館(同市中区)の誕生100周年を祝う式典と記念フォーラムが1日、同館で開かれた。周辺地域を巡るツアーなど多彩なイベントも催され、祝賀ムードに包まれた。中区と実行委員会の主催。

 同館は横浜開港50周年を記念して市民の寄付で建設され、1917年7月1日に開館。89年には国の重要文化財に指定された。2009年に修復された開館当時のステンドグラスや資料コーナーを自由に見学できる。

 式典では、児童合唱団「赤い靴ジュニアコーラス」が横浜市歌を斉唱。実行委の平山正晴委員長が「今日は中区の大黒柱のお祝い。宝である同館がますます盛り上がることを願いたい」とあいさつした。同館に多大な貢献をした個人や団体・企業に感謝状が贈られた。

 フォーラムでは、横浜開港資料館・横浜都市発展記念館の西川武臣副館長が講演した。同館の現在地に火災で焼失するまであった「町会所」(1874~1906年)の歴史などを紹介。「この土地と建物は、横浜が歩んできた開港からの歴史を紡いできたことは間違いない。私たちは次の世代にこの建物を伝えていく義務や責任を負っている」と話した。座談会も行われ、横浜シティガイド協会の嶋田昌子理事ら5人が同館の歴史や未来の姿などを語った。

 イベントは2日も行われ、ボランティアガイド「ジャックサポーターズ」の案内で、普段は非公開のジャックの塔を登るツアー(100円)などを開催。午後1時からはタンゴ、キューバ音楽、オペラ、童謡を楽しむ記念コンサート(無料、先着300人)が開かれる。問い合わせは、同館電話045(201)0708。