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津波想定し避難訓練 入善・横山地区、高齢者にリヤカーも

7/2(日) 18:56配信

北日本新聞

 入善町の横山公民館(永山清作館長)は2日、津波災害を想定した避難訓練を初めて行った。沿岸地域で被災までの時間が短いことが予想されるため、リヤカーにお年寄りを乗せて素早く逃げる手順などを確かめた。

 県は2月、富山湾西側の断層を震源とするマグニチュード7・2の地震が起きた場合、入善町では発生から7分で最大10・2メートルの津波が押し寄せるというシミュレーションの結果を公表した。町はその後、高齢者向けリヤカーを整備するなど防災対策を強化する考えを示した。

 横山地区は、防災拠点の一つの横山公民館が海抜8メートルであることを踏まえ、毎年恒例のウオーキング行事に合わせた避難訓練を計画。万一の事態に備え、短時間に徒歩でどれだけの距離を進めるか知ろうと男女45人が参加した。

 同公民館を出発し桃李小学校で折り返す約3キロの行程で、7班に分かれ取り組んだ。各班のリーダーは津波が押し寄せるとされる7分の間に歩いた距離を確認。道路に目印を置き、最後の班が回収した場所を地図上に書き込んだ。

 祭りなどで使うため公民館で保管しているリヤカーを避難用に見立て、実際に男性1人を乗せて4人で引いて運んだ。北日本新聞社協賛。

北日本新聞社

最終更新:7/2(日) 19:00
北日本新聞