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WRCポーランド:2SSごとに首位交代の激戦。ラトバラはマシントラブルでデイリタイア

7/2(日) 11:24配信

オートスポーツweb

 WRC世界ラリー選手権は7月1日、第8戦ポーランドのSS11~19が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が総合首位をキープしている。トヨタのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)はマシントラブルでデイリタイア。総合24番手までポジションを落とした。

【写真】マシンのフロントに大きなダメージを負ったセバスチャン・オジエ

 競技3日目を迎えたラリー・ポーランドは、連日降り続く強い雨はやや小康状態となった。前日、1.3秒差でヌービルとオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)が繰り広げた総合優勝争いは、2SSごとにトップが入れ替わる激戦となる。

 SS12では「路面が滑りやすくコースアウトしたけど、ラッキーだった」と語るタナクが3.5秒のリードで首位に浮上する。これで総合2番手に順位を落としたヌービルはSS14でステージ優勝する走りでタナクに反撃。1.3秒差で総合首位の座を奪い返す。

 サービスを経て行われた午後の走行では、両者にトラブルが相次いだ。暫定首位のヌービルは24.28kmのSS16終盤2km付近で左リヤタイヤがパンク。ボディワークにもダメージを負い20秒近くタイムを失ってしまう。

 これでタナクが総合首位に返り咲いたが、そのタナクもSS16でリヤウイングが脱落する不運に見舞われる。この影響でタナクは残る3SSは慎重な走りをせざるを得ず、ヌービルに総合首位の座を明け渡す形となった。

 タナクは「かなりリスキーで難しい走行を強いられた。ミスを一切しないよう丁寧に走っていたけど、マシンが横転するかもしれないという想像が頭をよぎった」とコメントしている。

 ライバルのトラブルも重なり、2日連続で総合首位で走行を終えたヌービルも「マシンをコース上に留めながら、可能な限りプッシュした。優勝のチャンスがあるからね」と競技3日目を振り返る。

「SS18では猛プッシュしているときに雨が降ってきた。不運としか言いようがないけど、これもラリーだ」

 競技3日目を総合3番手でスタートしたラトバラは、トップと10秒前後のギャップを持ちながら表彰台圏内を走行したが、SS16走行中にメカニカルトラブルが発生してストップ。コース脇でマシンの修復を試みたものの再走できずにデイリタイアを余儀なくされた。

 ラトバラがデイリタイアしたことで総合3番手にはヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)が浮上している。

 ポイントリーダーのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)はSS12でスピンした際にマシンのフロント部分を大破。30秒近いロスがありながらも総合4番手につけている。トップのヌービルとは1分32秒差だ。

 トヨタ勢のユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は、タイヤのパンクやターボトラブルがあり前日からポジションを3つ落として、総合11番手となっている。

 現地2日の競技最終日はSS20~23の4SSが行われる。

[オートスポーツweb ]

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