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能登で記録的大雨 七尾、中能登で3878人に避難勧告

7/2(日) 2:13配信

北國新聞社

 1日の石川県内は活発な梅雨前線の影響で、能登を中心に記録的な大雨となった。宝達志水町で午後1時までの24時間に190・5ミリの雨を観測し、7月の観測史上最大となった。七尾市と中能登町で少なくとも計1391世帯、3878人に避難勧告が出された。県によると、七尾市で住宅1棟が一部損壊し、宝達志水など6市町で住宅7棟が床下浸水した。けが人はいない。北陸新幹線は開業後初めて大雨で運転を見合わせた。

 金沢地方気象台によると、輪島市で午前5時22分までの1時間に53・0ミリの雨が降り、7月の観測史上最大を記録した。金沢市では午後6時までの24時間降水量が124・5ミリに達し、雨の少なかった6月1カ月分の85・0ミリを上回った。気象台は一時、各市町に大雨、洪水の両警報と土砂災害警戒情報、能登と加賀に竜巻注意情報を出した。

 七尾市の熊木川と中能登町の二宮川で一時、氾濫危険水位を超えた。七尾市は午前9時10分に中島、熊木の両地区の831世帯、同10時10分に鵜浦町の214世帯、中能登町は同9時40分に一青、黒氏の両地区の346世帯にそれぞれ避難勧告を出した。いずれも夕方までに解除された。

 床下浸水した住宅は、宝達志水町で2棟をはじめ、小松、羽咋、志賀、中能登、穴水の5市町で各1棟となった。

 能越自動車道の七尾-氷見北インターチェンジ間は通行止めになり、国道160号は七尾市内で一時通行が規制された。

 県道は七尾、輪島、穴水の3市町の4路線4カ所で通行止めとなった。中能登町の林道1カ所、志賀町の林道2カ所でのり面が崩れ、通行できなくなっている。七尾市万行町のため池でのり面が崩れたほか、輪島市門前町鹿磯の山林で斜面の一部が崩壊した。

北國新聞社

最終更新:7/2(日) 2:13
北國新聞社