ここから本文です

伝統技術で堤防守る 5市町消防団員が訓練 つくば

7/3(月) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

つくば市や常総市など5市町でつくる鬼怒・小貝水防連合体の第58回水防訓練が2日、つくば市高良田の小貝川沿いで行われた。本格的な台風シーズンを前に、堤防を守る伝統的な水防技術を習得するのが狙い。各市町から選抜された消防団員90人が実演した。

訓練は消防や各市町の関係者らを含め総勢約300人が参加。大型台風の通過に伴い小貝川が増水し、つくば市高良田地区で越水する恐れがあるとの想定で実施された。

消防団員は県職員の指導の下、五つの伝統的な水防技術を確認。堤防の亀裂拡大を防ぐ「五徳縫い」では4本の竹ざおを地面に突き刺し、堤防の漏水をせき止める「月の輪」では、団員が協力しながら土のうを半円形に積み上げた。

訓練終了後、水防本部長を務めた片庭正雄つくばみらい市長は「本番さながらの訓練を見て、頼もしく感じた。今後も地域のために水防技術を磨いてほしい」と話した。

同連合体は鬼怒川と小貝川の流域にあるつくば市、常総市、つくばみらい市、下妻市、八千代町で構成。訓練は毎年この時期、5市町が輪番で実施している。 (今橋憲正)

茨城新聞社