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逆転弾で3連勝 広島・鈴木誠也は「五輪金」がモチベーション

7/3(月) 11:51配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 広島の鈴木誠也(22)がこれぞ4番の仕事を見せた。2日の中日戦。1点を追う八回1死一、三塁から、左翼席へ弾丸ライナーで逆転3ランを叩き込んだ。

 前日は4タコ。この日も3打席目まで無安打だった。この時点で打率は3割ジャスト。「それまでの打席がふがいなさすぎた。大きな声援をいただいて、ここは絶対打ちたいと打席に入りました」と結果で応え、4月上旬から4番に抜擢する緒方監督も「カープの4番が試合を決める大きな本塁打を放ってくれた。頼もしく、成長を感じる」と目を細めた。チームは今季26度目の逆転勝利で貯金を21とした。

■「次こそはバリバリで出ないと」

 自他共に認める「負けず嫌い」。侍ジャパン野手最年少で臨んだ3月のWBCは悔しさしかなかったという。グラウンドではなく、ベンチで準決勝敗退を見つめた。帰国後、鈴木はこう誓っていた。

「今回は、ただの補欠。代表だから試合に出られなくてもしょうがない、ではダメなんです。やっぱり試合に出ないと楽しくないし、次こそはバリバリで出ないといけない」

「次」とは、2020年の東京五輪のことである。DeNAの筒香嘉智(25)を蹴落として侍の4番を張るくらい、絶対的な主力メンバーに成長したいと胸に秘める。

 昨年の流行語大賞「神ってる」には「マグレっぽいから」とウンザリしている。この日は3打点で61打点とし、リーグトップタイに並び、自身初のタイトルも視野に入れる。2位の阪神とは7.5ゲーム差。独走態勢に入ったチームをリーグ連覇へ、3年後には、今度こそ主力として侍ジャパンを金メダルに導くという目標が、モチベーションとなっている。