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京大院生が考えた副業FX「負けトレーダー」4つの特徴

7/3(月) 17:35配信

ZUU online

FXで勝っている人の取引方法は多種多様であるため、勝つ方法は無数にあるといってよいですが、一方で負けるトレーダーには共通する特徴があることが分かっています。

(本記事は、風神氏の著書『京大院生が考えた「毎日10分で月10万円稼ぐ」副業FX』ぱる出版(2017/5/23)の中から一部を抜粋・編集しています)

私自身もFXを始めた当初は、以下に紹介する負けるトレーダーの特徴に当てはまることをやっていることがありましたし、最近は個別にFXのコンサルティングを行い、FXで負ける人の特徴を見てきました。それらの経験を通じて気づいた典型的な負けトレーダーの特徴を以下に紹介します。これらの特徴を頭に入れたうえで、トレードに取り組むのが良いでしょう。

■(1)損切りできない

FXを始めたばかりの人は、FXで勝っている人は連戦連勝で勝率が100%に近いと思っているかもしれませんが、全くそんなことはありません。FXで勝ち続けている人ほど損切りが早く、自身が想定した通りに相場が動かなかったときにもうまく負けているのです。逆に、FXで負けている人ほど損切りを躊躇し、気がついた時には多大な損失を抱えているということがあります。

私も、FXの取引を始めた頃にはなかなか損切りができず強制決済となった経験もあります。そこから学んだのは、いかにうまく損切りをするかということです。損切りをしても、トータルとして取引の期待値がプラスとなっていれば、トレードで勝っていくことができます。自分の意見(ポジションを持った根拠)に固執して、それが間違っていたことを認められないような人は、遅かれ早かれ相場から退場していくことになります。

■(2)いつもポジションを持っていたいがために、根拠のないポジションを取る

FXを始めた頃には、期待や興奮から常にポジションを持って売買を行いたいという人も多くいます。

FXで勝ち続けるコツは、根拠を持って勝率の高い相場でポジションを持つことです。そのため、自信がないときにはポジションを持たないことが鉄則ですが、自身で決めたルールに当てはまる条件がなかなか無いような状況では、根拠なくポジションを持ってしまうような人がいます。そのような取引では、期待値が低くなることが多く、一時は勝てても、長い期間でみると損失を出すことになってしまいがちです。ポジションを持つ際には、他人にそのポジションを持った理由を説明できるような場合のみにしましょう。

■(3)資金管理が下手

FXで勝ち続けるには、相場観やトレード手法、メンタルの維持も重要ですが、それ以上に資金管理が大切です。

資金管理ができていないと、たまたま訪れた連敗時に資金の大半を失ってしまい、その後の取引が不能となってしまうような場合があります。特に、失った資金を一気に取り戻そうとして、投資額を増やす方法(マーチンゲール法といいます)は、綿密な計画に基づいて行わない限り、非常に危険で資金の減少を加速させる可能性のほうが高くなります。資金管理の方法の詳細については、後の節で紹介します。

■(4)専門家の意見を鵜呑みにする

FXの取引で勝ち続けるためには、自身の判断でポジションを構築することが重要です。しかしながら、FXを始めると様々な専門家の相場分析等を目にすることになります。

その時に、自分の頭で考えず専門家の言うとおりの取引しかしないような人は、自分なりの取引ルールを持っておらず、勝ち続けることは困難です。また、専門家の中にも自身でトレードをほとんど行っていない評論家のような人がいます。評論家の相場分析は、後付けで相場が動いた理由を解説するようなものであり、取引の根拠とするには不向きです。

なお、専門家の意見を参考とする場合にでも、その意見がどのくらいのスパンでの話なのかをしっかりと確認しておく必要があります。中長期の予測をスキャルピングの取引に活かそうとしてもほとんど意味がないのです。■根拠なく難平(ナンピン)をする難平とは、自身の持つポジションが、思惑と逆に動いた際に、同じ方向のポジションを積み重ねる取引方法を言います。

難平をすると、取引の平均価格は有利になったように見えるのですが、結局は損の上塗りであり、相場がさらに思惑と逆に動くと、ポジション量が増えているために、大きな損失を被ることになります。少額で打診買いをした後、チャートポイントまで価格が下がってきたような場合に買いポジションを増すような場合にはまだ良いのですが、根拠ない難平は傷口を広げるだけなので、止めましょう。

以上、FXで負ける人の特徴を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。FXで負ける人の多くはこれらの特徴を共通して持っています。

勝ちトレーダーとなるために、これらを意識して取り組むだけでも、相場で生き残れる人になれると思います。裏をかえすと、上記の特徴と逆のことを意識して取り組めばよいのですが、まとめの意味も込めて以下に箇条書きとして記載します。

FXで勝つ人は、
・損切りが早い
・根拠に基づいて、勝率の高いときのみポジションを取る
・資金管理が上手
・自身で考えて、トレード計画を立てることができる
・意味なく難平(ナンピン)をしない

風神
1981年京都府生まれ。京都大学大学院博士前期(修士)課程修了。学生時代には、アルバイトの塾講師として、正社員講師を押しのけて、毎年ハイレベルクラスの受験講座を担当する等、難しいことを分かりやすく説明する能力に長けており、生徒からの信頼も厚い。

最終更新:7/3(月) 17:35
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