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八重山、延長制す ベスト16出そろう 夏の甲子園沖縄大会第7日

7/3(月) 10:59配信

琉球新報

 高校野球の第99回全国選手権沖縄大会の第7日は2日、沖縄セルラースタジアム那覇など3球場で2回戦8試合を行い、16強が出そろった。八重山は延長十三回の末、第2シードの美里工に6-5でサヨナラ勝ちした。首里は昨年覇者の嘉手納に4-3でサヨナラ勝ち。第3シードの美来工科は8-3で具志川商を退け、浦添商は7-2で普天間に逆転勝ちした。知念は宮古工に13-0、宜野座は沖縄高専に12-0でそれぞれ五回コールド勝ちした。八重山農林は北中城に2-0、北山は豊見城南に4-0で勝利した。3回戦は8日に行い、ベスト8が決まる。


◆好機で集中力 打ち勝つ

 3時間51分、延長十三回の熱戦を制し、八重山が第2シードの美里工にサヨナラ勝ちした。與那城吾朗監督は「最後まで集中力を切らさずに我慢し、チーム全員でつかみ取った一勝だ」とたたえた。

 美里工が警戒していた1、4、9番の3人の打者が序盤から力を見せつけた。1番西表大夢は初回から3打席連続安打で得点に絡み、4番東盛隼己は初回に右翼スタンドへの2点先制本塁打を放った。4失点後の二回裏には2死から9番新城一歩が三塁打で出塁し、西表が適時打を放って1点を返し、流れを切らさなかった。東盛は美里工の神谷嘉宗監督に「最初のホームランが痛かった。勢いを付けられた」と言わしめ、「名将にそう言ってもらえてうれしい」とはにかんだ。

 勝負を決めた延長十三回も、先頭の新城が「9番から始まるのは八重山の得点パターンの一つ」と出塁、二塁打で好機をつくる。満塁策で無死満塁の好機に川満拓也は内角の直球を初球から振り抜きくと右前打となり、新城がサヨナラのホームを踏んだ。

 3月まで美里工の副部長兼ヘッドコーチを務めた與那城監督にとって古巣との一戦だった。「やるからには全力で臨んだ」。川満は「高かった美里工の壁を乗り越えた。今後も一戦一戦冷静に打ち勝つ野球で甲子園を目指す」と言葉に力を込めた。(崎原有希)

琉球新報社

最終更新:7/3(月) 10:59
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