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炎上・山口俊 古巣のベイ打線にナメられていた

7/3(月) 16:45配信

東スポWeb

 巨人・山口俊投手(29)が、FA移籍後最初の古巣との対決でメッタ打ちされた。2日、東京ドームでのDeNA戦に先発したものの、ロペス、筒香に一発を食らうなど4回6失点KO。試合も1―9で敗れ、チームも4連敗となった。とんだ返り討ちの背景には何があったのか。そこには山口俊を熟知したDeNAの“上から目線”があった。

 試合前から物々しいムードが漂った。山口俊がマウンドに上がるなり、左翼スタンドからは大ブーイングの嵐。投球中も内角球がいっただけでブーイングを浴びせられた。

 とはいえ、ここは本拠地・東京ドーム。自身の快投で黙らせればよかったが、内容は散々だった。初回こそ三者凡退に抑えるも2回、先頭のロペスに弾丸ライナーの一発を浴びると、4本の長短打でさらに2失点。3回には無死一塁から筒香に右翼スタンド上段に運ばれて2点を追加されると、4回も石川の適時二塁打で1点を失い計6失点。この回でマウンドを降りた山口俊は、ベンチに座ったまま放心状態だった。

 試合後、山口俊は「(ブーイングなど)その辺はあまり気にしていなかった」としながらも「自分自身の本来の投球スタイルができていなかった。慎重にいきすぎた。真っすぐあっての変化球だというのを再認識した」と反省を口にしたが、実は完全にDeNA打線の術中にはまっていた。

 山口俊という人間を熟知しているだけに、FA移籍が決まった直後から、DeNA側の“攻略法”はほぼ決まっていたという。ある選手は「確かにいいボールは持ってますけどね…」と語ると、すぐさまこう続けた。「とにかく粘ること。粘って打者有利のカウントまで持っていけば、四球とか、根負けする可能性が高い。やっぱりココ(ハート)が強くないんで」と、完全に“上から目線”。以前から指摘されていた山口俊の精神面の弱さにつけ込むことが、攻略の第一条件なのだそうで実際、この日のDeNA打線は初回から15球、その後も24、18、28球と球数を投げさせ、得点を重ねた。

 由伸監督は山口俊について「見ての通り。特に打たれたというところ以外、(山口俊の様子に)変わったところはない」と淡々と語ったが、激しいブーイングなどいつもとは違う雰囲気については「そんなの、ある意味、普通なんじゃないの?」と切り捨てた。山口俊が巨人で真の信頼を得るためには、まず古巣を抑えることかもしれない。

最終更新:7/3(月) 19:02
東スポWeb